社長ブログ

内定辞退を防ぐための5つのポイント【がんばれ建設1830】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年8月31日
NO1830

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今日の一言
「過度によく見せない」
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新卒者の内定を出しても、辞退されてしまうことが

多くなっています。

なぜ学生は内定辞退するのでしょうか。

それは5つの理由があります。

1.企業に対する不信感が芽生えたから

2.内定期間が長すぎたから

3.もともと入社を強く希望していなかったから

4.雰囲気が合わないと感じたから

5.社員と合わないと感じたから

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1)企業に対する不信感が芽生えたから

ホームページ等に記載の採用条件と、実態が異なったり、

ホームページに掲載されている社員が、

実はすでに退社していたなどが重なると不信を感じます。

また短期間で内定が出てしまった時にも、

真剣に採用を考えているのだろうかと、不信感が芽生えます。

【対策】ホームページは、頻繁にチェックし、実態と

異なっていないかを確認しましょう。

またあせって早く内定を出さず、じっくり選定しましょう。

2)内定期間が長すぎたから

内定が早く決まり過ぎると、入社までの期間が長くなり、

「本当にここで良いのだろうか」「会社でうまくやっていけるのだろうか」と

思い悩み、内定を辞退するケースがあります。

【対策】定期的にメールや社内報の配信、もしくは

内定者懇親会の開催などのフォロー施策を行いましょう。

3)もともと入社を強く希望していなかったから

ほとんどの就活者は複数の企業の選考を受けます。

なかには、入社を強く希望していない企業、

いわゆる滑り止めであるあるかもしれません。

【対策】採用過程で自社の魅力をアピールすることが必要ですが、

ある程度の辞退はやむを得ないでしょう。

4)雰囲気が合わないと感じたから

就活時に感じた印象と、内定後の懇親会や研修で受けた印象が

異なる場合もあるでしょう。

「私には合わない」「もっと明るく活気がある会社かと思った」と

感じられると辞退の原因になります。

【対策】採用前に、過度によいイメージで伝えてしまうと、

良すぎるイメージを持たれます。

同年代の先輩から、良い点、悪い点を含めてフランクに

話してあげることがよいでしょう。

5)社員と合わないと感じたから

内定後は懇親会や研修などで社員に接する機会が増えます。

その際、自分には合わない社員や消極的で後ろ向きな

印象の社員と出会うと、辞退したくなります。

【対策】内定者を迎える前に、迎える側の社員研修が必要です。

否定的な発言を繰り返す社員や、

若手の不安感を理解しようとしない社員には、

若手社員への接し方の重要性を理解してもらう必要があります。

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PHP研究所8月16日記事を一部参考にしました。

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