新卒者に内定辞退されたときの対処方法とは 【がんばれ建設1829】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年8月30日
NO1829
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今日の一言
「去る者を追わず、来る者は拒まず」
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「ご縁」という言葉をよく使います。
仕事も日常の細々したことも、すべて“縁もの”。
私たちは「ご縁に導かれて行動する」ことで、
人生はうまくいくようにできているのです。
逆にいうと、誰かと、何かとうまくいかない場合は、
「縁がなかった」ということ。
たとえば、
内定が決まっていたのに辞退された新卒者。
受注寸前までいっていたのに逸注した工事案件。
プロジェクトを進めていたのにコロナ禍で打ち切りになった案件。
これらは、単に「縁がなかった」だけのことなのです。
そう考えると、すっきりします。
禅に、「去る者を追わず」という言葉があります。
別れのつらさ・さびしさを引きずることなく、
淡々と見送るまでのことです。
また「来る者は拒まず」という言葉もあります。
新しい工事案件、会社のプロジェクトリーダー、仲間からの頼まれごと。
あるいは、誘われた食事会や飲み会、勧められた本や映画、
紹介された人。
これらのご縁を拒まず受け入れることで、新たな世界が広がります。
よく建設業で働く人から愚痴を聞くことがあります。
「せっかく苦労して採用したかと思ったのに、内定辞退された」
「一所懸命育てたのに、転職されてしまった」
「こんな悪い案件を押しつけられた」
「○○リーダーなんてやりたくないのに」
これらは、「ご縁」があったか、なかったかの違いです。
「去る者を追わず、来る者は拒まず」
の精神でやっていきたいものです。
『放っておく力』枡野俊明著(知的生き方文庫)
を一部参考にしました。
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【編集後記】
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昨日は炎天下でサッカーを楽しみました。
長雨のためしばらく中止が続いていたのですが、
久しぶりにコロナ禍に留意しながら実施することが
できました。
今日は心地よい筋肉痛です。
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