現場で問題発生時に決断力を高める方法とは【がんばれ建設1833】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年9月3日
NO1833
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今日の一言
「アウトプットが重要」
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私は現在、地元のサッカークラブに所属して、
月に4回ほど、プレーしています。
学生時代にサッカーをしていましたが、
ゼネコンに入社後は、会社のサッカークラブと、
現場近くのサッカークラブに入ってプレーをしていました。
その後、現在のハタ コンサルタント株式会社を起業したころから
サッカーをする余裕がなくなり、30年ほどやっていませんでした。
その後お誘いをうけ、59才にして再びピッチに立つことができました。
サッカーで大事なのは、瞬時の決断力です。
味方からボールを受け取ったとき、選択肢は次の3つしかありません。
「パスを出す」「ドリブルをする」「シュートを打つ」
どのアクションを選ぶにせよ、瞬時に決断して、
瞬時に行動しなければ、あっという間に
敵にボールを奪われてしまいます。
躊躇しているとよく仲間から「迷うな」という声が
飛んできます。
つまり、サッカーの試合では、ボールを受け取ったら
すぐに「アウトプット」しなければならないのです。
ボールを渡されたあと、動きを止めて考えているようでは、
勝利に貢献することはできません。
これは仕事でも同じことです。
業務を与えられたり、現場で緊急事態が発生したら(インプット)、
すぐに判断し行動(アウトプット)しなければなりません。
迷っていたり、先延ばしにしていると、仕事が止まってしまい、
仲間や協力会社が迷惑します。
ではなぜ判断(アウトプット)できないか。
それはインプットの量が不足しているのです。
インプットの量を増やすのは、アウトプットをするためです。
「アイデアが降ってきた」
「ひらめいた」
ということがあるのは、圧倒的なインプットがあってこそ
起こりうるのです。
その上でアウトプットすることができます。
「ただ勉強しているだけ」 では、意味がありません。
インプットしたら、仕事を任されたら、何かを勉強したら、
現場で問題が起きたら、すぐにアウトプットし、成果を出すのです。
インプットを整理して、アウトプットにまとめる
ためには、「自分の言葉に直すこと」が必要です。
言語化する方法は、2つあります。
1)人に話す
2)文章に書いて人に見せる
研修を受けたら、部下や仲間にその時の内容を話す。
本を読んだら、感想文を書く。
研修を受けたり、本を読んだだけでは、数日経つと
その内容を忘れてしまいます。
しかしアウトプットするとその内容が頭に定着します。
これらを繰り返すことで、現場で緊急事態が起きたときでも、
すぐに決断をすることができるようになります。
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【編集後記】
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9月1日からコンサルタントが増員されました。
8月まで大規模建築工事現場で活躍していた者が
満を持してコンサルタントとしてデビューします。
最新の技術知識を皆さんにお伝えできることと
楽しみにしています。
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