社長ブログ

現場でもめ事が多い人の特徴とは【がんばれ建設1846】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年9月28日
NO1846

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今日の一言
「和顔愛語」
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人がなぜ離れていくかについて、興味深い調査を

ボブ・コンクリン氏が行っています。

それによると、店からお客様が離れる原因は、

「お客様の引越しや死亡」が4%

「友人に勧められて店を開けた」が5%

「店同士の競争に煽(あお)られて」が9%

「商品に対する不満」が14%、

そして実に残り68%が

「店の店員の冷淡な客あしらい」

が原因だったというのです。

さらに、この冷淡なあしらいの

具体的な内容について見ると、

トップは「微笑まない」

2番目は「ありがとうを言わない」

3番目が「つっけんどんな応対」

だったということです。

そこである店がスマイルキャンペーンをしたところ、

たちどころに20%の売上増になったということです。

さて、建設技術者は多くの人に出会い、話しをします。

それは顧客、協力会社、近隣住民などです。

その際、微笑まず、ありがとうと言わず、

つっけんどんに対応している様子をよく見かけます。

相手が不快な感情を抱いてしまうと、

その後、取り返しがつかなくなることがあります。

たとえば、誰かに何かをお願いしたり頼んだときに、

冷たく、「できません」「無理です」等、

冷たい対応をされると誰もがテンションが下がり、

嫌になるものです。

冷淡なあしらいの反対が、「和顔愛語」です。

和顔愛語とは、和やかな笑顔と、

愛のあるやさしい言葉のことです。

自分から「和顔愛語」を発している人のまわりには、

「和顔愛語」の人たちが集まります。

建設技術者は、和顔愛語で人に接したいものです。

『やる気を引き出す元氣の心理学』

柳平彬著を一部参考にしました。