ウィルス除去設備の改修工事でウィズコロナに対応しよう【がんばれ建設1847】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年9月29日
NO1847
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今日の一言
「人の不在を検知して深紫外線でウイルス抑制」
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あす、緊急事態宣言が解除されます。
今後、ウィズコロナ対策の必要性が高まることが
予想されます。
例えば、抗菌塗装や抗菌空調などを、
改修工事の際に提案する必要が増えてくるでしょう。
大成建設は、ウイルスや細菌を抑制する
深紫外線を照射する空間殺菌灯「T-LED DUV Light」を
遠藤照明と共同で開発しました。
照射する深紫外線は人体にも影響することに配慮し、
室内に人がいないときに深紫外線を照射する
安全制御システムも併せて開発しました。
T-LED DUV Lightは、発光効率と
殺菌効率が高い波長280nmの光を照射する
LEDを使用しています。
天井高2.5~3m程度の位置に設置し、
机上面に2~3時間、深紫外線を照射すると、
細菌やウイルスを99%程度抑制できることを
確認しているとのことです。
形状は、天井への埋め込み設置を想定した
ダウンライト型を採用しました。
人の在・不在をセンサーや照明のON/OFFで確認する
安全制御システムは、大成建設が開発した
人検知センサー「T-Zone Saver」に加え、
照明スイッチのON/OFFなどを参照して
人の在・不在を判断します。
その上で、人が不在であることを確認して
深紫外線を照射します。
今後、まずは公共性の高い建物において、
ウィズコロナの必要性が高まるでしょうから、
このような技術の提案が必要になるでしょう。
今後、コロナと共存するための技術開発から
目が離せません。
参考webサイト:https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2021/210427_8134.html
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【編集後記】
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東京都にて、新築住宅すべてに太陽光発電設備の
設置を義務づけることを検討している、と
小池知事が発表しました。
今後全国的にも広がるかもしれません。
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