何をやっても続かない人が心機一転できる4つのポイント【がんばれ建設1848】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年9月30日
NO1848
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今日の一言
「不言実行より有言実行」
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何をやっても長続きしない人がいます。
資格を取ろうと思って勉強を始めても長続きしない
健康のためたばこやお酒を減らそうと思っても
長続きしない
毎日出面を集計して歩掛かりをまとめようと思っても
長続きしない
読書の習慣を身につけようと本を買っても
積ん読(つんどく)になってしまう
このような何をやっても続かない人には、
「口癖」があります。
この口癖を止めることで長続きできるようになります。
1) 「~したい」
「~したい」という言葉は責任やプレッシャーから
解放させる役割があるため、
夢や願望を描くときには必要かもしれません。
しかし、その一方であきらめの感情も
入ってしまっているのです。
「条件が整ったら……」、「突発的なことがなければ」
などという言い訳が隠れています。
そこで、「~したい」という言葉は「~する」
と言い換えましょう。
いつかは資格を取得したい
↓
今年、資格を取得する
できるだけ本を読みたい
↓
毎月1冊本を読む
たばこを止めたい
↓
今日で、たばこを止める
2) 「(やりたいことは)密かに始めよう」
「不言実行」という言葉があります。
誰にも言わずに実行するという意味です。
しかしこれが長続きしない理由の一つです。
「有言実行」の方が長続きします。
他人に「・・・をやる」と宣言すると、
やらざるを得ない状況に追い込まれるのです。
野球のホーム試合で勝率が上がるのは、
ファンが見ているという好影響があります。
自分だけが見ている日記よりも、
誰かが見ているSNSでの発信の方が長く続くのです。
人から見られていることがわかると、
諦めにくいメンタルに変わります。
3) 「あれもこれもやろう」
TODOリストとして、パソコンにたくさんの付箋を
貼り付けている人がいます。
付箋を眺めていると気が滅入ってしまい、
結局何もやらない、ということになりがちです。
付箋は並べるのではなく、重ねるとよいです。
すると目の前には、
優先順位の高い1つのことしか見えませんから、
そのことに集中できます。
4) 「自分のためだけにやろう」
自分のためだけに仕事をしている人は、
簡単に諦めやすい傾向があります。
自分のために頑張る人の多くは、
自分が認められたいという気持ちを持っています。
ですが、自分が認められないと感じた時点で
やる気がなくなってしまうのです。
そこで重要になるのが「誰かのために」やることです。
資格を取ると会社は受注できる仕事が増えて
ありがたく思ってくれるし、報奨金がもらえて、
家族が喜んでくれる
たばこを止めると、家が臭くならずに家族が喜ぶ
本を読むために家族と一緒に図書館に行くと、
子どもが喜んでくれる
ゴールが自分のためだけだと、逆境や壁にぶつかると
自己防衛本能が働いて諦めてしまいます。
しかし、「喜ばせたい人」がいれば別なのです。
誰かのためにと強く思うと、
その人を喜ばせようとして粘る力が湧いてきます。
喜ばせたい人、笑顔にしたい人を
明確にすることが大事です。
『百年メンタル~心の調子をキープする言葉の取扱説明書』
飯山晄朗著を一部参考にしました。