二刀流をはじめはみんな、無理だと言った【がんばれ建設1850】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年10月5日
NO1850
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今日の一言
「固定観念、先入観を打破」
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二刀流をはじめはみんな、無理だと言った。
大谷翔平選手が二刀流として大活躍しました。
しかし、大谷選手がアメリカに行った当初、
多くの人が二刀流は無理だと言いました。
しかし大谷選手は、投手としても打者としても
偉大な成績を残しました。
少し古い話になりますが、
ある自動車メーカーの海外工場では、
熟練工が1日2台の車をつくっていました。
売れ行きが伸びたため、改善を重ねて
1日8台つくる体制をつくったところ、
「2台でも精一杯なのに、8台もつくったら体を壊してしまう」
とやる前から及び腰になり、退職者が相次ぎました。
仕方なく車づくりの未経験者を雇い、
標準作業をつくってやってもらったところ、
8台つくってもケロリとしていたという話があります。
ICTが建設現場に導入された当時、
多くのベテラン社員が、
ICTは建設現場になじまないといって、
タブレット端末を持つことをいやがり、
「図面は紙でないといけない」と言っていました。
しかし現在、多くの技術者はタブレット端末がないと
仕事ができないと言います。
本来はできるはずのことさえ、過去の経験や先入観が、
「できない」と思い込ませるのです。
融通のきかない人は、多くの「固定観念」や
「思い込み」という先入観を持っています。
先入観とは、先に知った知識に基づいた、
固定的な観念や思い込みのことです。
多能工は「何でも屋」と言われるのでやりたくない。
外国人技術者は日本語で資格が取れないので採用したくない
新技術、新工法は失敗したら大きな損失になるので使いたくない
毎日忙しくて時間がないので資格を取得できない
若手社員を採用してもどうせすぐに辞めてしまうので採用できない
年齢を経るほど、固定観念や思い込みは増えていきます。
今までの経験から
「それはできない」「無理だ」「昔やってみたがダメだった」
と、新しいことに挑戦しようとしません。
『いい言葉は、いい仕事をつくる』岬龍一郎著(PHP文庫)
を一部参考にしました。
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【編集後記】
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本日は、「長期ビジョン構築会議」を開催します。
会社の10年、20年先のビジョンを構築する会議です。
ワクワクしています。
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