日本人は本当にまじめなのか、それとも怠惰なのか【がんばれ建設1856】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年10月15日
NO1856
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今日の一言
「心構えは毎日ゼロになる」
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コロナワクチンの接種が進んできました。
日本は接種開始には出遅れましたが、
その後挽回し多くの人が2回接種を終えました。
その理由は「日本人は、外国人に比べてまじめだから」
とよく言われます。
しかし本当にそうでしょうか。
「信念の偉大な力」(ぱるす出版)にて田中真澄氏は
次のように言っています。
『日本人は勤勉な民族であるとよく言われますが、
本当は、そうではないと思います。
日本人に限らず、人間は、もともと、
怠惰な動物なのです。
自己管理をしないでいれば、
人間の心ほど頼りないものはありません。
油断をすると、すぐ怠惰な考え方に犯されるからです。
「楽をしたい」「のんびりしたい」「遊びたい」
「辛いことはごめんだ」といった気持ち、
すなわちやすきに流れる性格を、
私たちはみんな持っているのです。
その怠惰な心の姿勢を正すには、絶えざる自己規制、
自己教育、自己啓発が欠かせません。』
田中真澄さんは、怠惰な姿勢を矯正するための心構えは
毎日ゼロから磨き直す必要がある、と言っています。
これを放置すると、また怠惰な自分が現れるというのです。
このことをイエローハットの創業者鍵山秀三郎さんは
「心田を耕す」と言っています。
心にはすぐに雑草が生えるので、
常に抜かなければならないと。
田中真澄さんは、心構えを日々磨くには、
読書がよいと言っておられますし、
鍵山秀三郎さんは、掃除がよいと言われます。
「物事を前向きに捉える」「素直」「感謝の念を忘れない」
「愚痴をいわない」という心構えを身に着けるため、
自らの心を磨き続けたいものです。
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【編集後記】
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今週末は宮崎で講演を実施します。
久しぶりの飛行機移動です。
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