社長ブログ

「リテラシーがしょぼい」技術者にならないためにはどうすべきか【がんばれ建設1858】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年10月19日
NO1858

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今日の一言
「インプットとアウトプット」
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リテラシーという言葉をよく聞くようになりました。

「情報リテラシー」や「ITリテラシー」

などという言い方もします。

ではリテラシーとはどういう意味でしょうか。

英語の「literacy」からきており、

意味は「読み書きの能力」になります。

ただし、日本の場合は「読み書きの能力」

という意味で使われることはほとんどなく、

ある特定の分野に関する知識や

理解能力のことを言います。

また、その知識や能力を有効活用する

能力などの意味合いで使われることもあります。

つまり、必要な知識をインプットし、

その知識をもとにしてアウトプットできる能力を

リテラシーと言います。

リテラシーが高い

リテラシーが低い

リテラシーを身につける

リテラシーがやばい

リテラシーがしょぼい

などという使い方をします。

前述した「ITリテラシー」「情報リテラシー」とは

次のような意味です。

ITリテラシー

通信・ネットワーク・セキュリティ・コンピューター

知識や情報を正しく理解し、活用できる能力。

情報リテラシー

自身の目的のために正しく利用するための能力。

さて私たちが働く建設業界にて必要な

「建設リテラシー」(このような言葉の使い方をしている例は

まだみかけませんが)とは何でしょうか。

建設リテラシー

建設技術者に必要な知識とは、

1級施工管理技士試験にて問われていることが

最低限の内容です。

加えて、近年はICTや新技術、新工法に関する知識が

欠かせません。

多くの情報を得るためには、運転しながら

オーディオブックやポッドキャストなどで、

スマホの情報番組やYouTubeを聴く方法があります。

さらに、人と会うこと、読書すること、

旅に出かけることで、インプットができ

脳に刺激が与えられます。

さらにそれらの知識をもとにして

アウトプットできなければなりません。

相手に評価される技術提案書を作成する

わかりやすい報告書を作成する

会社に対して改善提案書を作成する

近隣住民が納得する工事概要書を作成する

情報のインプットだけでは単なる部品集めです。

せっかくの情報を、コレクションするだけで

満足してはいけません。

情報という部品を、つなぎ合わせ、成果品を

生み出すのです。

多くの情報を得て、それをもとに

アウトプットすることで、建設リテラシーを高め、

現場力を一層高めたいものです。

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【編集後記】
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今日は、鉄筋・レール継手会社の経営を考える

勉強会に参加していました。

継手というエッセンシャルワークを今後残して

いくためにどうすればよいのか、真剣に考える場でした。

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