建設業のSDGsでは、何から取り組めば良いのか【がんばれ建設1862】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年10月25日
NO1862
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今日の一言
「知っている から やっている へ」
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SDGsという文字をよく見かけるようになりました。
建設会社として何をすべきなのでしょうか。
全国建設業協会は、47都道府県建設業協会の会員企
業を対象としたSDGs(持続可能な開発目標)に関
するアンケートを実施しました。
SDGsの認知度は、
「まったく知らない」「言葉は聞いたことがあるが、
内容は知らない」が合わせて23.6%
「具体的な対応を検討している」(17.0%)
「既に実行している」(23.2%)
「内容は知っているが、特に対応は検討していない」(36.3%)
でこの3つを合わせて、内容を理解している割合は
76.5%に達します。
なお、必要性を理解しつつも
「何から取り組んでいいのか分からない」61.8%
「取り組む余裕がない」32.0%
という回答で、何から取り組んでよいのか悩んでいる
ようです。
では、具体的にどのように行動すれば良いのでしょうか。
SDGsでは17の目標を設定しています。
1貧困をなくそう
2飢餓をゼロに
3すべての人に健康と福祉を
4質の高い教育をみんなに
5ジェンダー平等を実現しよう
6安全な水とトイレを世界中に
7エネルギーをみんなに。そしてクリーンに
8働きがいも経済成長も
9産業と技術革新の基盤を作ろう
10人や国の不平等をなくそう
11住み続けられるまちづくりを
12つくる責任、つかう責任
13気候変動に具体的な対策を
14海の豊かさを守ろう
15陸の豊かさも守ろう
16平和と公正をすべての人に
17パートナーシップで目標を達成しよう
後付けマッピング(既に貢献、行動していると考える
ゴール)、先付けマッピング(これから貢献、
行動できると考えるゴール)は、ともに
「8働きがいも経済成長も」
「11住み続けられるまちづくりを」
に集中しています。
一方、「13気候変動に具体的な対策を」
に起因するカーボンニュートラルは、
「取り組んでいない」が50%を超えています。
建設会社の取組としては、事業所の節電やZEB
(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)化、コンクリート、
重機の脱炭素化などが増えつつあります。
「7エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」
「14海の豊かさを守ろう」
「15陸の豊かさも守ろう」
も建設会社として取り組めそうです。
少しずつでも動き始めたいものです。
建設通信新聞10月23日記事を一部参考にしました。