自らの命をかけて「ふぐ」の毒を解明人たちに学ぶ【がんばれ建設1866】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年10月29日
NO1866
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今日の一言
「可動域を拡げよ」
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これから冬に向かうと「ふぐ」がおいしい季節になって
きます。
ふぐには毒があります。
それを今日の私たちが安全に食べられるのは、これまで
に多くの無名の人々がいろいろな食べ方をして、危険な
部分と安全な部分を解明しつつ絶命していったからで
しょう。
こういう人々こそ、真の勇者だと思います。
「ふぐ」には毒があるので食べられない、と決めつける
のではなく、どこかに食べられる部分があるのではない
かと命をかけて挑戦し続けたわけですから。
「可動域」を拡げよ。
という言葉があります。
自分の固定概念に縛られず、挑戦してみてできることを
増やしていこうということです。
建設技術者は、今後ますます可動域を拡げる必要が
あると思います。
「ふぐ」のように命を賭けなくてもいいのですが、「自
分は何かにチャレンジしているか」 と問いかけてみる
と、「もう少しがんばってみようか」という気になれる
はずです。
可動域を拡げるためには、人、本、旅が有効です。
そのことで、知識が広がり、見方が変わり、視野が広が
ると、世界観や価値観、もっというなら人生観まで変わ
ります。
クランボルツ教授は「プランド・ハップンスタンス(計
画的偶発性)理論」を唱えています。
好ましい偶然を引き寄せるには、とりあえず与えられた
ことはランダムに何でもやってみることであり、そこに
は好奇心や面白がるという資質も必要です。
年齢を重ねれば重ねるほど、体の柔軟性がなくなります
が、同時に考え方の可動域も狭くなるものです。
新しい工法、技術、さらにはICT、DXなどに乗り遅れな
いようチャレンジし続けましょう。
『可動域を広げよ』齋藤孝著を一部参考にしました。
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【編集後記】
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本メルマガの読者数が22,000名となりました。
20年前に読者数10名のころを考えると感慨深いです。
読者数10万人を目指してがんばります。
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