社長ブログ

なぜその若者は、父と同じ建設の仕事を選んだのか【がんばれ建設1867】

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年11月1日
NO1867

**************************************************
今日の一言
「親の後ろ姿を見せる」
**************************************************

私が長く在籍したゼネコン熊谷組には親子揃って

熊谷組に勤務している人が多くいました。

なかには祖父、父、子の3世代が熊谷組に働いている

という人もいました。

どうして親と同じ会社で働こうと思ったのでしょうか。

おそらく食卓を囲みながら、お父さんが子どもに

建設工事の素晴らしさ、働きがいを、楽しそうに語っ

ていたのでしょう。

そして時には一緒に現場に赴き、「これがお父さんの

作品だ」などと胸を張っていたのでしょう。

その姿を見た子どもは、その父の姿がかっこよく

自分もお父さんのように楽しく、そしてやりがいを

持って働きたいと思ったことが想像できます。

さらには大事なことは、仕事をしている男性なら女性

のパートナーが、仕事をしているのが女性なら男性の

パートナーが相手をサポートし、子どもの前で決して

けなしたり、おとしめたりしないことです。

せっかく頑張っていても、相手のパートナーがそれを

喜んでいないなら、それが子どもに伝わるからです。

身近な人たちに仕事の楽しさや面白さを伝えていない

人は、子どもにもそれは伝わりません。

そして、楽しいことばかりではなく、辛いこと、嫌な

ことも含めて伝わっているかです。

「この現場では工期が間に合わずたいへんだったけれ

ど、みんなでがんばって工期を守ることができた。

その時飲んだお酒の味は忘れられないんだ」

いいことも悪いことも含めて、楽しい、面白い、とい

うのが真実の姿だからです。

親の後ろ姿を見せて、子どもに仕事の楽しさを伝える

ことができたら最高です。

「鳶職の父」という感動のお話しがあります。

鳶として働く父の姿を見て、同じ仕事に就いた若者

の話しです。

以前のメールマガジンに記載しました。

下記ご覧ください。

https://hata-web.com/blog/13275/

*************************************************
【編集後記】
*************************************************

きょうから11月です。

いよいよせわしい季節になってきました。

無事故の歳末で乗り切りましょう。

*************************************************