現場のコミュニケーションミスをなくす4つのツール【がんばれ建設1869】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年11月5日
NO1869
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今日の一言
「短いやりとりで時短」
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現場の生産性を上げたい
と多くの建設会社から問い合わせを受けます。
そのとき、まずお勧めするのがコミュニケーション
ツールです。
特に現場ではそれぞれの担当が分かれており、情報が
属人化します。
そのため、「言った、言わない」という問題が生じた
り、その人しか分からないことが多いので、休日を
取りにくくなります。
また一人で抱え込むことで、誤った状態で現場を進め
たり、オーバーワークになってしまいます。
これらを解消するため不要なミーティングが増える
という問題もあります。
私はこれらの問題を解消するため「ビジネスチャット
ツール」の活用をお勧めしています。
これはLINEのビジネス版と考えるとよいでしょう。
ビジネスチャットを利用すればやりとりが記録に残る
ので、「聞いていない・見ていない・忘れていた」が
起きにくくなります。
上手く活用すれば、これまで以上に効率的・生産的な
コミュニケーションが可能になるでしょう。
ビジネスチャットツールの特徴です。
・登録した相手との1対1の短いやりとり
・登録した複数の人たちとのグループ内でのやりとり
・音声通話/ビデオ通話
・ファイルの保存・共有
・PC/スマホ/タブレットでも利用可
代表的な4社のツールをご紹介します
○チャットワーク
国内利用者数No.1
社外との連絡が取りやすい
機能性のわりに低価格
○Slack
連携できるアプリが多い
多くのSNSサービスと連携している
○LINE WORKS
https://line.worksmobile.com/jp/
LINEと同じ使い方ができる
導入ハードルが低い
○Microsoft Teams
https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/group-chat-software
Web会議システムも利用できる
MSオフィスとの連携ができる
建設工事現場では以下のような活用ができます
・各自が撮影した現場写真を社員、職長と共有し
安全点検報告、検査結果報告などに活用できる
・日報を関係者全員に瞬時に回覧でき、それに
コメントをすることができ教育効果がある
・協力会社等の社外メンバーと安全につながることが
でき、まめに連絡を取り合える
・出面の集計が容易にできる
ちなみにハタ コンサルタント株式会社では「チャット
ワーク」を数年前から活用しており、今や、なくては
ならないコミュニケーションツールです。
・毎朝昨日の反省と今日の目標を共有
・営業情報を共有
・部門ごとのグループを作り、より密な情報交換
・勤怠報告(急な予定変更、応援要請含む)
また社外の協力者の方々とグループを作り、業務の
やりとりをすることで、スピードが格段にあがりました。
社外の協力会社とのコミュニケーションが欠かせない
建設現場においては必須のツールだと思います。
ちなみに社外の人は、費用負担なく自社のチャット
グループに入ることができます。
取り急ぎ無料で始められるプランもありますので
まだ導入されていない方は、まずは自分の現場から
だけでも導入することをお勧めします。
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【編集後記】
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今週は1年通して晴天確率が高いそうで、実際に秋晴れ
が続いています。
工事がうまく進むこと祈っています。
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