社長ブログ

新工法、新技術、ICTの活用に成功するためのコツとは【がんばれ建設1870】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年11月8日
NO1870

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今日の一言
「人は優れているほど多くの間違いをおかす」
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「失敗を恐れるな」

と多くの人が言います。

しかし部下が失敗をしたときに多くの上司は、部下を

叱責します。

経営の神様と呼ばれるピータードラッカーは

「人は優れているほど多くの間違いをおかす。

優れているほど新しいことを試みる。」

と言っています。

多くの建設会社の幹部は、果敢に新しい工法や技術、

さらにはICTに挑戦してほしいという願いを持っています。

しかし、そんな企業に限って、失敗した際に責任を厳

しく追及することがあるのです。

これでは、多くの人が挑戦を怖がり、新しいことに取

り組もうとしなくなります。

ハタ コンサルタント株式会社は今年の6月、VRに挑戦

しました。

コロナ禍の中、今後VRやARが求められるだろうと

考えてのことでした。

事務所に居ながらにして、まるで現場にいるかのよう

な空間に身をおいて、施工技術を学ぶことができるこ

とができないかと考えたのです。

しかしVRのことは全く分かりませんし、うまくいくか

どうかも分かりませんでした。

しかしまずはやってみようと思い取り組みました。

ボックスカルバートの建設工事において、安全パトロ

ールの実習を仮想空間にて行うことに取組みました。

その結果、多くのメディアに取り上げていただき

多くのゼネコンから問い合わせがありました。

詳しくはこちらをご覧ください。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000061.000025330.html

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00107/00172/

「諸君は必ず失敗する、ずいぶん失敗する。

成功があるかもしれませぬけれど、成功より失敗が多い。

失敗に落胆しなさるな。

失敗にうち勝たなければならぬ。

たびたび失敗すると、そこで大切な経験を得る。

この経験によって、もって成功を期さなければならぬ

のである。」

これは明治維新を成し遂げた大隈重信の言葉です。

とにかく、失敗を恐れず、新しいことにチャレンジす

ることが重要です。

現在も新たな挑戦を始めています。

行政の壁が高いのですが、何とか乗り越えようと

チャレンジしています。

新しいことに興味がなくなった時点で、「過去の人」

となってしまいます。

私は60歳ですがまだまだチャレンジャーで居続ける

決意です。

「人は優れているほど多くの間違いをおかす。

優れているほど新しいことを試みる。」

という言葉を胸に刻み挑戦し続けます。

『1分間ドラッカー』西村克己著を一部参考にしました。

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【編集後記】
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昨日は以前施工をしたダム工事現場に行ってきました。

法枠のり面が緑に覆われてたり、私が以前実施した

測量ポイントが残っていたりして、施工当時を

思い出しました。

つくづく建設の仕事のやりがいを感じました

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