建設会社50歳以上の「がんこ親父」に告ぐ【がんばれ建設1880】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■22021年11月22日
NO1880
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今日の一言
「実践実践また実践」
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建設会社で働く50歳以上の方々。
あなたは「一丁上がり」だと思っていませんか。
「一丁上がり」とは、もうすでにできあがっていて、
もう新たに学ぶことはない、と思っている人のことを
言います。
確かに、現場を任せると大きな問題なくこなし
利益もそこそこ上げてくるので、これでいいだろうと
思っているのかもしれません。
しかしそのせいで、上からモノを言ったり、偉そうな
態度になってしまう人が多いです。
一歳でも年齢が下なら、名前を呼び捨てしたり、ぞん
ざいな言い方になったりして、自分の優位性を示す振
る舞いをします。
すると、若い世代はその人を避けるようになります。
柔軟性がなく、嫌われる人です。
他の世代の人と関わりを持たず、いわゆる頑固おやじ
になってしまっています。
しかしそういう人は、60歳を超えると、給与が60%
になり、第一線からはずれます。
会社からやっかいもの扱いされてしまうでしょう。
転職しようとしても、ゼネコン出身者は「威張る」
人が多いので、うまくいかないことが大半です。
50歳すぎてやるべきことはたくさんあります。
・自分より下の世代の育成や技術の橋渡しをする
・経営層、経営幹部など自分より上の世代に手を差し
伸べて経営支援する
・新たな資格取得に挑戦する
・ICT、新技術、新工法の採用にチャレンジする
・言葉づかいを丁寧にし、物腰も柔らかくする
今、50歳すぎて、と書きましたが、早い人は35歳から
「おっさん病」になります。
1級施工管理技士を取得すれば「一丁上がり」だと
思っている人です。
建設業界にはたくさんの資格があります。
建築士、設備士、労働安全コンサルタント、技術士、
コンクリート診断士、電験三種等
そんな方に平櫛田中の言葉を贈ります。
実践実践また実践
挑戦挑戦また挑戦
修練修練また修練
やってやれないことはない
やらずにできるはずがない
今やらずしていつできる。
俺がやらねばだれがやる。
やってやってやりとおせ。
技術者は、生涯現役でいることができる仕事です。
生涯、実践、挑戦、修練することで、いくつになって
も現役バリバリで働き続けることができます。
ともにがんばりましょう。