社長ブログ

3Dプリンターで建築費300万円の住宅を造る【がんばれ建設1881】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年11月24日
NO1881

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今日の一言
「職人不足の解消」
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3Dプリンターが進化しています。

3Dプリンターとは、3D CADの設計データをもとにして

スライスされた2次元の層を1枚ずつ積み重ねていくこ

とによって、立体モデルを製作する機械のことを指し

ます。

セレンディクス(兵庫県西宮市)は2022年にも、3Dプ

リンターで建てた約300万円の住宅「スフィア」を

販売を開始すると発表しました。

スフィアは建築基準法の対象にあたらない床面積10平

方メートル以下のサイズの小規模住宅です。

コンクリートなどを原材料として外壁や床を3Dプリン

ターで形成します。

耐震性を確保するために、球体構造となっています。

作業は計3日間で完了しますし、人件費や建材の物流

費を減らすことで、建築費を300万円程度に抑えまし

た。

3Dプリンター住宅は欧米で実用化されていますが、国

内で販売するのはスフィアが初めての事例です。

スフィアはこちらです。

https://serendix.jp/

動画で観ることもできます。

https://www.youtube.com/watch?v=4owtXeyvKIA

大林組や大成建設も3Dプリンターにて構造物を造る

技術開発しています。

以下にて詳細を観ることができます。

大林組

https://www.obayashi.co.jp/news/detail/news20200402_2.html

大成建設

https://www.taisei.co.jp/about_us/wn/2020/200217_4882.html

職人不足が深刻化する中、職人が不要の構築技術が

ますます進展するように思います。

日本経済新聞2021年11月2日記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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コロナ禍が少々収まり、現地での研修依頼が増えて

来ました。

今週は、北は仙台から南は鹿児島まで移動します。

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