仕事の後、お酒を飲みながら語らうことはなぜ重要なのか【がんばれ建設1882】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年11月25日
NO1882
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今日の一言
「沈黙もまたよし」
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企業内2日間研修を実施すると、多くの場合、1日目の
夜に懇親会を開催されます。
普段なかなかゆっくり話しができない人たちと、一晩
ゆっくりと話しをすることは研修内容とともに重要
なことだと思います。
特に中小建設会社では、1~2名のみが配属される現場
が多く、同じ仕事をする技術者同士が心通わせて話す
機会がとても少ないです。
明治時代の名著「酔古堂剣掃(すいこどうけんすい)」
の中に、次のような言葉があります。
『君と一夕話(いっせきわ)、読むに勝る十年の書』
一夕話とは、ある晩語られた話のこと。
『十年かけて勉強したり、読んだ書より、君と一晩語
りつくしたほうがずっといい』
このところコロナ禍のため大勢で集まることができま
せんが、4名以内だとよいと言われています。
ぜひとも少人数での懇親会は早期に復活させたい
ものです。
精神科医、土居健郎著『心を豊かにする100の言葉』
にて
「すべて言葉をしみじみといふべし」という良寛和尚
の言葉が書かれています。
つい大人数になると多弁になってしまいがちですが
コロナ禍のために少人数の会合であれば、沈黙も
またよいものです
言葉をしみじみと、心を托して、言うことで、より距
離を縮めることができるでしょう。