社長ブログ

なぜおばあさんの手を引くと工事成績、顧客評価が上がるのか【がんばれ建設1883】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年11月26日
NO1883

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今日の一言
「ホスピタリティは心の交流」
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「ホスピタリティ」ということばをよく見聞きする

ようになりました。

建設工事でいう「ホスピタリティ」とはどんなことで

しょうか。

「ホスピタリティ」を日本語訳は「おもてなし」とい

う方もいますが、「おもてなし」は顧客に対して使う

場面が多いのでさらに広い意味があるでしょう。

特に建設工事の場合は、近隣住民に多くの迷惑をかけ

ますので、配慮が必要です。

公共工事の工事成績評定の際に用いられる「地方整備

局工事成績評定実施要領」には以下のような活動を

評価すると書かれています。

・周辺環境の配慮に積極的に取り組んだ

・地域が主催するイベントへ積極席に参加し、地域と

のコミュニケーションを図った

・公衆災害の防止に向けた取組が顕著であった

・安全衛生を確保するため、他の模範になるような

活動に積極的に取り組んだ

・安全対策にかかる取組が地域から評価された

どうすればこのような評価基準に対して、高い得点が

得られるのでしょうか。

道端で、おばあさんが大きな荷物を抱えて困っていた

時に手を差し伸べてあげる

仮囲いに地元の小中学校の学生に絵を描いてもらう

現場の出入り口で、工事用車両を止めて親子の歩行者

に通行してもらう時、「どうぞお通りください」とい

うだけでなく、小さな子どもがダックーを見上げてい

たら「大きな機械でしょう。バックホーというんだよ」

と教えてあげる

これらは「ホスピタリティ」です。

ホスピタリティとは心の交流です。

まず、「誰かが困っている」「何か興味を持っている」

そして「どうされたのだろう?」「何かしてあげられ

ることはないか」

と考え行動すると、相手の方が喜んでくださる

この心の交流がホスピタリティです。

これは顧客や近隣住民相手だけではなく、共に働く

仲間に対しても同自気持ちを持つことは必要なこと

でしょう

現場はときにピリピリして、世知辛くなるものです。

そんな時でも、心の交流を忘れないようにいたいもの

です。

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【編集後記】
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昨日仙台で研修を行いました。

ある受講生が最後にうれしいコメントをしてくれま

した。

「私はこれまで引っ込み思案だと思っていました。

しかし今日の研修を受けて挙手をしているうちに

積極性が出てきたと感じました」

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