車線制限をせずに橋梁の床板取り替え工事をする4つの方法【がんばれ建設1888】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年12月6日
NO1888
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今日の一言
「中央分離帯を車線にする」
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東名、名神、中央道の損傷が著しい橋梁の床板取替
工事が進んでいます。
一方、高速道路における橋梁ですので、迂回路を
設置することができません。
また交通量が多い橋梁ですと、車線制限すると渋滞が
発生するおそれがあります。
そこで、現在車線制限をせずに、床板取替を進める
工事が進んでいます。
中日本高速道路会社が行う東名高速道路の東名多摩川
橋で2021年11月下旬、老朽化した床版の交換に本格着
工します。
本橋梁は1日平均10万台を越える車が通行します。
中央分離帯のスペースなどを活用し、上下線合わせて
6本の車線を、夜間を除いて維持しながら約3年かけて
工事を進める予定です。
工事の特徴は次の4つです。
・上部構造を一体化し、路側帯、中央分離帯も車線
にする。
・6車線の位置をずらしながら工事区域を確保し
床板を取り替える
・交通量が減る夜間は車線数を5車線にして工事エリ
アを拡げる
・工事中は、平時に3.6mある車線の幅を3.25~3.5mに
縮小する
一般道路でさえ、切替ながら工事を進めることは
苦労するものです。
それを、6車線の高速道路で、通行止めせずに工事を
行うのは、工事担当者は並々ならぬ苦労があることで
しょう。
今回紹介しました手法は、一般道路の工事においても
活用できる工法だと思います。
ぜひ道路工事の参考にしてください。
詳しくは、中日本高速道路プレスリリースをご覧
ください。
https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/5272.html
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【編集後記】
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10月~12月はハタ コンサルタント株式会社にとって
繁忙期で、昼は研修、夜は長距離移動が連日続きます。
この間のKPI(キーパフォーマンスインディケーター)
鍵となる特性は体調です。
食事、睡眠、運動ををしっかり行い万全の調子でやり
きります。
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