社長ブログ

残業が減り休日が増えても「ゆるブラック」企業になれば社員は辞める【がんばれ建設1897】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2021年12月21日
NO1897

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今日の一言
「ゆるブラック」
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働き方改革の名のもと、残業を減らし、休日を増やす

取組が進んでいます。

またハラスメント防止が叫ばれ、上司が部下に強く

言いにくくなりました。

これらが進むと若手社員にとっては、「働きやすい」

会社になりそうですが、その結果「やりがい」が

なくなり、退職する人が増えています。

このように働きやすいけれど、やりがいがない会社を

「ゆるブラック」企業と言います。

Aさんはそこそこ大手に入社することができました。

やる気満点で仕事に取り組んでいましたが、ある日

そのやる気をくじかれる出来事がありました。

仕事の仕方を『もっとこうしたらいいのではないか』

と上司に話したら『良い考えだけど、それを変えよう

としたら、時間がかかってしまい、残業になってし

まうので、やらなくていいよ』と言われました。

会社は働き方改革で、サービス残業の禁止、休日の

業務を前提とした資料の作成、休日メールの禁止など

が指示されているところでした。

働き方改革のせいでAさんが思い入れを持って取り組

もうとしていた仕事も限られた時間の中でやらなけれ

ばならなくなり、結局いつものような施工方法で

行うことになりました。

他の同期は夕方仕事が終わると、スポーツや趣味に打

ち込むため帰っていきます。

「プライベートを充実させるにはとても良い会社です。

でも私はどちらかというと仕事の幅を増やして成長

したかった。」

Aさんはより成長できる会社を探し、転職したのです。

残業時間の削減や休日の増加はデータにも表れていま

す。

厚生労働省の毎月勤労統計調査によると、従業員30人

以上の事業所における常用労働者の年間総実労働時間

は2012年、1808時間だったが15年には1784時間、19年

には1734時間まで減少しています。

しかし逆に「やりがい」が下がっている企業が増えて

いるのも事実です。

給与や待遇を代表とする「働きやすさ」と

自らの成長や会社や仕事への愛着心などの「やりがい」

を合わせて「働きがい」と言います。

労働時間が減って「働きやすさ」が増したとしても

試行錯誤や創意工夫の余地がなくなり、「やりがい」

がなくなると「働きがい」は失われてしまうのです。

こんな会社を「ゆるブラック」企業といいます。

働き方改革を進めることで、かえって業績が下がって

しまうことのないよう注意する必要があります。

2021.11.4日経ビジネス記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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今週で年内の研修が終わります。

力を尽くして120%の研修を実施します。

昨日「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」を

インストールしました。

簡単に登録できたので、ぜひおためしください。

なお「新型コロナワクチン接種証明アプリ」とか

「新型コロナワクチン接種確認アプリ」などと

紛らわしい名前のアプリもありますのでご注意

ください。

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