社長ブログ

残業時間を短くしても仕事が雑にならない人の秘訣とは【がんばれ建設1903】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年1月6日
NO1903

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明けましておめでとうございます。

今年第1号の「がんばれ建設」メールマガジンです。

本年も新鮮な建設関連情報をお届けします。

改めてよろしくお願いします。

今年のお正月は、昨年に比べどのお店も混んでいまし

た。

「レベンジ消費」と言われるように、コロナ禍で

控えていた財布のひもが緩んだようです。

お客様が増えるとどうしても店員さんの対応が「雑」

になりがちです。

お正月だからやむを得ないと思いながらも、あまりに

「雑」だと、今後このお店に来るのは止めようか

と思ってしまいます。

「雑」の反対は「丁寧」です。

どんな時でも「丁寧」に仕事をすることは重要です。

多くの人は、何かを「丁寧にする」というと、ちょっ

と「ゆっくり」した動きが思い浮かぶのではないでし

ょうか。

でも広辞苑によると、「丁寧」とは「注意深く心がゆ

きとどくこと。また、てあつく礼儀正しいこと」

です。

ここには「ゆっくり」という意味が含まれていません。

「ゆっくり」することが「丁寧」であるとは限らない

のです。

イチロー選手のバッティングは、バットスピードは

速いのですが、丁寧にボールの芯をミートしています。

F1ドライバーは、時速300kmで走りながらも、毎回

同じコースをとるそうです。

そして次は10cm内側を走らせよう、などとコントロー

ルしています。

以前羽生結弦選手が、ジャンプでバランスを崩した

際に「練習の時にジャンプをした時にできたくぼみに

足を取られた」と言っていました。

毎回同じ位置でジャンプをしていることに驚きました。

彼らはものすごい速さでプレーをしながらも、「丁寧」

に技をこなしているのです。

働き方改革の名のもとに、「残業をするな」という

号令がかかっています。

しかしそれは「雑」でもよいので、仕事のスピードを

上げよ、と言っているわけではないのです。

一流選手のように、仕事の質は保ちながらも「速く」

仕上げることこそが「丁寧」な仕事ぶりなのでしょう。

そのためにはスポーツ選手のように、繰り返し実践

することで「技術」を身につけることしかないと

思います。

丁寧な測量、丁寧な作図、丁寧な施工計画書・

丁寧な実行予算書作成の実践を心がけたいものです。

今年一年、「丁寧に」かつ「素早く」仕事ができる

建設技術者を目指しましょう。

「丁寧道 ストレスから自由になれる最高メソッド」

武田双雲著を一部参考にしました。

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【編集後記】
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お正月は、遠出せず、近くに買い物に出かけた程度で

した。

本をたくさん読み、新しい研修企画を考えていまし

た。

昨日は、サッカーの初蹴りで今日は少々筋肉痛です。

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