財務を知らない工事部課長が会社をつぶす【がんばれ建設1917】
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がんばれ建設
～建設業専門の業績アップの秘策～
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年2月1日
NO1917
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建設会社工事部門の部課長と話をする機会がよ
くあります。
その際、感じることは「財務」の知識がない人
が多いことです。
永年現場管理をされていた方が多いので、原価
管理の知識は十分にあります。
しかし、財務は社長や経営層に任せてしまって
おり、自らはまったくの無知という例がほとん
どです。
現場の粗利益は理解しているが、会社や部門の
営業利益はわからない
営業利益と営業外利益の違いがわからない
顧客からの入金遅れが会社の財務にどのような
影響を及ぼしているかがわからない
資産と負債の違いがわからない
「節税をせずしっかり税金を払った方がよい」
という意味がわからない
このような幹部社員は要注意です。
現在コロナ禍で多くの飲食店が倒産しています。
一方、それでもなんとか商売を続けているお店
もあります。
この違いは、財務体質の違いであり、財務知識
の有無です。
店主はおそらく料理人としては一流なのでしょ
う。
しかし店主としては未熟だったということです。
これは、現場代理人として一流ですが、工事部
課長として未熟なのと同じことです。
先日ある会社に伺いましたら、技術者から
「これまで数社の建設会社にて勤務しましたが
すべて倒産してしまいました」
という話を聞きました。
経営者、幹部の財務知識の有無が、技術者の
人生を変えてしまっているのです。
実は私もハタ コンサルタント株式会社創業当時
は財務は無知でした。
しかし懸命に勉強をして実践し、会社をつぶさ
ずにすみました。
ぜひ、幹部社員としての基本を学び、社員さん
の生活を守りましょう。
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【編集後記】
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新事務所の通信回線が不備で、通信会社の方が
一日かかって整備していただきました。
最近のシステムはセキュリティが強く、その
影響で不具合がでてしまったようです。
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