社長ブログ

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がんばれ建設　
～建設業専門の業績アップの秘策～
ハタ コンサルタント株式会社　降　籏　達　生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年2月2日
NO1918

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戦争で勝つためには、多くの場合、相手の国を

外的に攻撃します。

一方、組織を内的に崩壊させて、弱体化させる

ことで戦いに勝つという方法もあります。

組織運営のなかに幾つかの仕掛けをいれること

で組織が回らなくなったり、組織の人たちをイ

ライラさせることができるのです。

その結果、組織が弱体化し、事故や災害、

システムの故障や破壊などを起こすことができ

ます。

そのためのノウハウが「サボタージュマニュア

ル」に書かれています。

これを開発したのは現在のCIAです。

サボタージュマニュアルには次のようなことが

書かれています、

1.形式的な手順を過度に重視せよ

2.ともかく文書で伝達して、そして文章を間

えよ

3.会議を開け

4.行動するな、徹底的に議論せよ

5.コミニケーションを阻害せよ

6.組織内にコンフリクトを作り出せ

7.士気をくじけ

これらをやり続けると、組織がメチャクチャに

なって弱体化するというのです。

さて私たちの現場運営でこれらのことをやって

いないでしょうか。

上記を現場に当てはめると次のようになります。

1.施工手順はこれまで行っていた通りに行い

現場に合わせて改善などはしない

2.上司部下や協力会社への報連相は、必ず

文書化を求め、文書の間違いを厳しく正す

3.定例会議を増やす

4.議論こそが重要で、十分に議論した後でない

と施工しない

5.仲間同士の意思疎通を目的としたコミュニケ

ーションはムダなので行わない

6.諍いやもめ事を起きようとも、自分の意見を

貫き通す

7.否定的、消極的な意見ばかりを話すので

現場の意欲が低減する

これらのことを続けていけば、現場は確実に

ダメになります。

あなたの現場でこれら7つに該当するものが1つ

でもあれば、必ず現場組織は内部からくずれ

工事はうまくいきません。

「サボタージュ・マニュアル：諜報活動が照ら

す組織経営の本質」越智 啓太 、 国重 浩一著

を一部参考にしました。

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【編集後記】
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今週は、社員コンサルタントが全国に散らばり

研修を行っています。

多くの方々にホットな情報を伝えます。

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