社長ブログ

建設会社経営者、幹部は自燃性でなければならない【がんばれ建設1920】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年2月4日
NO1920

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働き方改革が進み、またハラスメント防止法が

施行されました。

建設会社で働く社員さんにとって、働きやすい

環境が整備されつつあります。

一方、外部環境の変化は激しいです。

コロナ禍、ウッドショック、半導体不足、

インフレ等企業経営にマイナスの影響を

与える要素が増えています。

こんな時こそ、経営者、幹部が時代の変化に首

をうなだれることなく、逆境をものともせず、

強靱な気持ちを持つことが必要不可欠です。

経営には厳しさが欠かせません。

時には厳しい言葉で叱咤激励することは

重要です。

それは、自らの金儲けのためではありません。

多くの社員さんの幸福を守るためです。

会社で働く社員さんとその家族の幸福を追求す

ることこそが、企業経営の目的です。

であるならば、その実現のために、経営者、

幹部は時代の変化に「絶対に負けない」という

闘志を持って臨む必要があるでしょう。

私は研修にてよく「自燃性、可燃性、不燃性」

という話をします。

研修にて講師から厳しく叱咤されて燃え上がる

人は「可燃性」人材です。

いくら発破をかけても燃えない「不燃性」人材

と比べると質が高い人です。

一方、自分の置かれた状況を考え、自ら燃える

「自燃性」人材こそが、会社に必要な人財

です。

経営者、幹部にとって、他者を思いやる美しい

心や、優しい気持ちは、大切です。

しかし、同時に必要なのは、負けてたまるか、

なにくそ、という闘争心を元に、自ら燃える

「自燃性」の心です。

「憤(ふん)の一字は、これ進学の機関なり。

舜何人(しゅんなんぴと)ぞや、予(われ)何

人ぞやとは、まさにこれ憤なり」

(佐藤一斎の「言志四録」)

発憤するということは、学問を勧めるためには

最も肝要なことであるという意味です。

厳しい外部環境に負けない建設会社を作るため

ぜひ学び続けましょう。

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【編集後記】
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このところ、現場の問題について相談される

ことが増えてきました。

発注者とのもめ事、重大災害の発生などです。

現場の力になれるよう、一層がんばります。

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