社長ブログ

人手不足に困っていない建設会社は2010年の決断が決め手だった【がんばれ建設1931】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年2月22日
NO1931

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現在、多くの建設会社が人手不足に悩んでいま

す。

その原因の一つが、2010年前後に採用を手控え

たことです。

2008年のリーマンショック

2009年~2011年の民主党政権による「コンク

リートから人へ」政策

この影響で建設投資が減少し、多くの建設会社

はリストラを進め、採用を手控えました。

そのため、30歳台前半の社員がとても少なく

なっているのです。

一方、2010年ころの時点で

「今こそ、採用のチャンスだ」

と考え、多くの新卒社員を採用した建設会社が

あるのも事実です。

そのような会社は30歳台前半の中堅社員が

現場を生き生きと運営し、20歳台の若手を

育てています。

また学校からは、2010年ころの就職氷河期に

採用してくれたとその会社に感謝の気持ちを

持っており、現在でも優先して学生の紹介

をしています。

「専門家は、自分たちの専門分野とその周辺領

域に限定されて思考しがちだ。

ある問題を解決しても、全体を解決することは

できない」

このバーバラ・マクリントック(米・細胞遺伝

学者)の言葉は、目の前の問題の解決が長期的

にはプラスにならないケースを指摘していま

す。

短絡的思考の落とし穴を防ぐのが「二次的思考

法」です。

先の先を考え、物事を全体的な視点から捉える

考え方です。

自分の行動とその結果だけでなく、「その結果

がもたらす影響」を考慮することで、より長期

的な成果につなげる思考パターンです。

また、人は「先を読んだ主張」に納得しやすい

という傾向があります。

長期的な思考は、多くの人の共感を得やすいと

いうことです。

コロナ禍やインフレが日本経済を襲っています。

こんな時こそ、長期的思考を活用したいもの

です。

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【編集後記】
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オリンピック報道がないと寂しく、「ロス」

になっています。

しばらくは特集番組を楽しみたいと思います。

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