倒産のおそれがある建設会社数2万6000社【がんばれ建設1941】

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がんばれ建設　
～建設業専門の業績アップの秘策～
ハタコンサルタント株式会社　降　籏　達　生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年3月10日
NO1941

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コロナ禍、人手不足が建設会社の経営にじわ
じわ影響をしているようです。

建設業界で倒産の恐れのある企業が約2万6000
社に上ることが帝国データバンクの調査で分
かりました。

帝国データバンクが2022年1月31日に発表した
建設業界動向調査によると、21年に倒産した企
業では直近の売上高が前期から平均で約26％減
少していました。

また借入金などの有利子負債が月商の何倍に当
たるかを示す有利子負債月商倍率は、平均で
5.87倍に達していました。

この2つの要素（売上26％減、有利子負債月商
倍率5.87倍）に該当する企業数が26000社だっ
たのです。

新型コロナの感染拡大前の18年度は、破綻リス
ク先が約1万4600社でしたので、コロナ禍の影
響で2倍近くまで増えたことになります。

企業業績が悪化しているのは、人手不足も
大きな原因です。

総務省が22年2月1日に公表した労働力調査で
は、21年の建設業の就業者数は482万人（平均
値）と、前年比で10万人減りました。

19年から3年連続の減少で、10万人以上の落ち
込みとなるのは18万人減となった10年以来11年
ぶりです。

人手不足が続くと、必要な工事を受注できなく
なります。
また残業が増えることで、労務費の増加を招き
ます。
待遇が悪くなるとまた社員が辞めてしまうと
いう悪循環です。

私は人手不足を解消するための、書籍と
DVDを作成しています。
業績悪化を防ぐために、ぜひご活用ください。

「建設版働き方改革実践マニュアル」

詳しくはこちらをどうぞ。

日経クロステック／日経コンストラクション
2022.02.08の記事を一部参考にしました。

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【編集後記】
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随分暖かくなり、コートを着ると汗ばむよう
になりました。
春が来て、多くの若者が工事現場で活躍して
くれることを期待しています

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