73歳で技術士(建設部門)に合格する秘訣とは【がんばれ建設1970】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年4月26日
NO1970
◆73歳で技術士(建設部門)に合格された方の秘訣
建設業は他業界に比べて、高齢化しています。
若手の数が少なくなっているのですが、
よく言えば、建設業は高齢になっても働ける業界
であるともいえます。
60歳を過ぎても、現役バリバリで働こうとすれば、
生涯にわたって学ぶことが重要です。
60歳を過ぎてからでも新しいスキルを学ぶことはできます。
先日、元ゼネコン社員だった方と話しをしましたら
昨年73歳で、技術士に合格したとのことでした。
そして今年さらにもう1科目の技術士を
取得する予定、とのことでした。
定年後、ブラブラしている方が多い中、
この方は、今も現役で働いておられます。
また書庫を借りて、自ら施工した工事案件データの
とりまとめをされています。
この学美続ける習慣が、技術士合格につながったのでしょう。
コロナ禍の影響で自分からスキルを磨こうとする人が増えました。
あるオンライン教育機関によると、中国、イタリア、
日本の受講者がそれまでの4倍にもなったそうです。
オンライン勉強会であっても、ブレイクアウト機能を利用すれば、
受講者同士で活発な情報交換をすることができます。
特に、60歳を過ぎた方はデジタルを
苦手に感じる人が多いでしょうから、
デジタルスキルを習得したり、オンライン学習を始めたり、
生涯にわたって学ぶことが大切です。
ハタ コンサルタント株式会社でも、
コロナ禍の影響でオンライン研修方式を取り入れたところ、
受講者がコロナ禍前の約2倍となりました。
これまで遠隔地にいて参加することができない研修に、
オンラインにて受講する方が増えてきたのです。
オンラインにて受講する方は、
会社から受講される場合が多いですが、
現場や自宅、さらには車中からスマホやタブレットにて
参加される方もいます。
ディスカッションでは、北海道の方と九州の方、
北陸の方と沖縄の方がやりとりをして
普段ではできない技術交流が行われています。
生涯現役であるには、常に学び続けることが欠かせません。
常に学び続ける人でありたいと思います。
『コロナ後の未来』リンダ・グラットン著を
一部参考にしました。
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【編集後記】
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東北新幹線にて移動する予定があります。
地震の影響で一時不通でしたが、
早期に開通してありがたく思っています。
工事に関与された皆さんに感謝いたします。
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