なかなか資格試験に合格しない人が、学ぶ習慣を身につける3つのポイント【がんばれ建設1976】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年5月16日
NO1976
◆なかなか資格試験に合格しない人が、
学ぶ習慣を身につける3つのポイント
多くの一流と言われる建設技術者は、
良い習慣を持っています。
例えば、イチロー選手が誰よりも早くグランドに来て、
柔軟体操をすることや、試合後、必ず道具の
手入れをするということ。
これらはイチロー選手の習慣になっているからこそ、
永年一流選手であり続けたのでしょう。
高齢になっても、歯が健康な人は、
正しく歯磨きをする習慣がある人です。
技術資格をたくさん保有している人は、
毎日勉強する習慣を持っています。
しかし多くの人は、よい習慣を身につけることが
できずにいます。
では、どうすれば習慣を身につけることが
できるのでしょうか。
小さく「行動」すること
まずは、「行動」することが重要で、
あまり「継続」させることに重きを
おかないことです。
またいきなり大きな行動目標を設定すると
挫折してしまうので、小さな行動目標を
設定することです。
毎日1時間の運動を始めてみようとすると
挫折しますが、まずは5分からはじめるとよいです。
読書の習慣を作るのに、何ページも読もうとすると
挫折するので、毎日寝る前に1ページ読むことから始めます。
資格試験の勉強であれば、
まずは1日に過去問1問実施することから
始めると良いでしょう。
大切なことは、行動がゼロにならないように
工夫することです。
準備行動でもよい
それでも続かないという方がいます。
その場合は、その準備行動だけ行います。
運動であれば、運動着に着替える、
運動靴を履いてみるだけでもよいでしょう。
読書であれば、本を開くだけ、
資格試験の勉強であれば、
参考書を開くだけでもよいです。
つまり行動のきっかけだけをつくってあげると
時には、走りたくなるでしょうし、
本を読みたくなるでしょうし、
勉強をしたくなるものです。
行動回数をコントロールする
小さな行動を始めることができたなら、
次はその回数をコントロールします。
運動の回数を週1回から2回に増やす
読書を毎日1ページから2ページに増やす
過去問を毎日1問から2問に増やす
ということです。
よく、新しい行動が習慣として定着するまで
3週間ほどかかるといわれています。
しかし、それは安定して行動を起こせるように
なってからのことです。
まずは1回の行動を起こせるようにしてから、
その回数を増やす工夫を重ねていきましょう。
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【編集後記】
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先週金曜日にISO9001勉強会のメールを配信
しましたら、多くのお申し込みをいただきました。
ありがとうございます。
まだ参加できますので、ご都合良い方はぜひどうぞ。
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