社長ブログ

第一印象で人を判断するとハラスメントにつながる理由とは【がんばれ建設1983】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年5月27日
NO1983

◆第一印象で人を判断するとハラスメントにつながる理由とは

建設工事では、はじめて出会う人と仕事をする

ことが多いです。

特に初対面の人に対して、見た目で相手を

判断するものです。

相手について何も知らなくても、パッと見た感じで

その人について想定し、判断し、

自身も判断されます。

◆メガネをかけている=真面目

◆服装が派手=目立ちたがり

◆金髪=不良

◆高身長=力がある

また「肩書」や「身分」で態度を変えることも

あるでしょう。

これらの表面的な情報で推測して、無意識に

相手への態度や行動を変えることがあります。

第一印象や直感をもつことは問題ありませんが、

意識しないと外見や表面的な情報だけで

人を評価しがちになります。

しばらくつきあってから改めてその人を見ると

第一印象とずいぶん異なる人だと感じることも

多くあるものです。

見た目だけでなく、ちょっとした言動で

人を判断してしまうこともあります。

◆会社を休んだ=さぼっている

◆ミスをした=注意力散漫

◆声が小さい=自信がない

◆女性=男性の補助

しかし実際には

◆会社を休んだ=親の看病

◆ミスをした=上司の指示が間違えていた

◆声が小さい=周囲を配慮している

◆女性=男性より優秀

であることもあるのです。

このような事実を認識し、人を評価したり、

対応するときは、偏見への意識を高め、

事実をもとにして判断に根拠を持つように

心がける必要があります。

このような偏見がハラスメントにつながり、

会社を辞めざるをえなくなった方を

知っています。

無意識の偏見のことを

「アンコンシャス・バイアス」

といいます。

これを排し多様性を受け入れることのできる人に

なりたいものです。

『アンコンシャス・バイアス―無意識の偏見― とは何か』

パク・スックチャ著を一部参考にしました。

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【編集後記】
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本日より、ハタ コンサルタント株式会社の

看板講座である「現場代理人育成6か月コース」

を開講します。

全国から多くの方が受講されますので

気合いを入れてがんばります。

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