社長ブログ

どうしても気が乗らないときにやるべき2つのこと【がんばれ建設1986】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年6月6日
NO1986

◆どうしても気が乗らないときにやるべき2つのこと

 「ものすごく大切な工事が控えているというのに、

どうしてもやる気が出てこない」

「どうしても今日中に終わらせなければ

ならないのに、なぜかやる気にならない」

こういう日があるものです。

そんなとき、どうすれば良いのでしょうか。

心理学者の内藤誼人さんは

著書『おもしろいほどやる気になる本』にて

「握りこぶし」が決め手、とおっしゃっています。

歯を食いしばって、手をギュッと握って、

握りこぶしを作るとやる気スイッチが入ると

言われます。

「歯を食いしばる」とか「握りこぶしを作る」

というのは、攻撃するときの動作です。

攻撃的な姿勢をとっていると、

脳が反応し、アドレナリンがでるのです。

アドレナリンは、攻撃のためのホルモンで、

やる気を引き出すホルモンです。

ですから、攻撃的な動作をとっていると、

やる気も引き出されてくるのです。

工事現場の朝礼で、「今日も安全作業でがんばるぞ」

などとかけ声をかけ、拳を振り上げますが、

この動作は心理学的に立証された方法なのです。

さて、現場がうまく進まない、

工程と予算が守れない、というときに

「くそっ」と思うものです。

そんなとき自然に歯を食いしばり、

拳を握りしめます。

そのような気持ちを「憤(ふん)」といいます。

つまり「憤」の気持ちこそが「やる気」の

源泉とも言えるのです。

「憤」とは「憤(いきどお)る」ことで、

奮い立つことです。

これは、「怒り」とは違います。

「怒り」は相手に対する気持ちですが、

「憤」は自分に対する気持ちです。

「憤」の気持ちが高まると、歯を食いしばり拳を固め、

そのことで自分の心に火をつけるのです。

「歯を食いしばる」「握りこぶしを作る」ことで、

自分の力で「やる気」を引き出せる人で

ありたいものです。

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【編集後記】
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今日から新たな研修が始まります。

人事担当者が大いに期待されているものです。

気合いをいれて、成果が出るよう、

秋までがんばります。

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