世の中の変化に対応できる建設技術者3つのポイント【がんばれ建設2011】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年7月日
NO2011
◆世の中の変化に対応できる建設技術者3つのポイント
建設技術者が今後力強く生き抜いていくためには、
継続して学び続けることは欠かせません。
資格を取得することは当然のこととして、
読書や外部の研修等に参加することで、
最新の情報を得る必要があります。
とりわけ、このところ、外部環境が激変しています。
建設業法の改正により、現場で実施すべきことが
変わりました。
労働基準法の改正により、残業時間の規制が
2024年から始まります。
ICTの進展やBIM/CIMの導入が進んでいます。
前向きな外国人技術者が建設現場に入ってきて
活躍されています。
SDGsが現場に浸透しつつあります。
激変の時代、学んでいないとすぐに時代から
取り残されてしまいます。
森信三先生は、仕事の三ヶ条について
こう語っています。
(一語千鈞/致知出版社)より
1、即今着手(思い切って、とにかく手をつける)
2、一気呵成(一度着手した仕事は二等分線を
越えるまでは一気呵成に)
3、拙速主義(仕上げはまず80点のつもりで、
絶対期限を遅らさないこと)
私は前半主義という言葉を使っています。
工程50%で進捗70%を目指す、というものです。
完璧を求めず、多少あらっぽくてもよいので、
すぐに着手し、とにかく期限前に仕上げることが大切です。
それができるようになるためには、継続した学びが
欠かせないのでしょう。
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【編集後記】
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昨日は幹部社員育成3ヶ月コースにて建設会社の
幹部社員に対して研修を行いました。
本文でも書きましたように、幹部社員が学ぶべきことが
増えています。
業績を向上させ、社員さんの幸せを守る建設会社に
するため、学び続けて欲しいです。
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