パワハラ、セクハラをなくすためには年齢の離れた異性とつきあうのがよい【がんばれ建設2015】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年7月29日
NO2015
◆パワハラ、セクハラをなくすためには
年齢の離れた異性とつきあうのがよい
江戸時代後期の僧・良寛和尚は、74歳まで生きました。
良寛さんは、近所の子どもたちと一緒に
遊んでいたそうです。
手まりをついたり、凧を上げたりしていました。
子供にとっての遊びとは、義務としてやることではなく、
身体を動かしながら心から楽しむものです。
そんな子どもたちと一緒に遊んでいると、
大人も気分が軽やかになるものです。
また良寛さんは、晩年に40歳年下の
弟子・貞心尼と恋愛関係にあったそうです。
相思相愛の関係は良寛が亡くなるまで続きました。
子どもと遊び、若い女性と親しく接したことによって、
良寛さんは高齢になっても心を柔らかいまま
保つことができたのでしょう。
これを可動域といいます。
様々な人と親しくつきあうことで、
心と体の可動域が広がるのです。
一方、年齢が近く、近しい間柄の人とだけ
つきあっていると、可動域が狭くなり、
自らの許容範囲が狭くなってしまいます。
社内の若い人とうまくつきあえないとか、
女性と距離をとってしまうという人は、
可動域が狭いのです。
また現場と家の往復しかしていない人も
可動域が狭くなりがちです。
これが心の許容範囲をせばめ、パワハラやセクハラの
原因の一つになっていると思います。
年齢が離れた人、異性、異業種の方々、
外国人と会う機会を増やすことで可動域が広がり、
職場での問題も減ることでしょう。
常に好奇心を持ち、こだわりのない人間関係を
構築することで可動域の広い人でありたいと思います。
『可動域を広げよ』齋藤孝著を一部参考にしました。
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【編集後記】
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コロナ感染者数は増えていますが、
新幹線はずいぶん混んでいました。
十分に注意して移動します。
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