社長ブログ

ものわかりが悪い若手社員をどう育てれば良いのか【がんばれ建設2017】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年8月3日
NO2017

◆ものわかりが悪い若手社員をどう育てれば良いのか

若手の育成に苦労している、という話しをよく聞きます。

例えば、仕事中によくわからないところが

あるときの例です。

仕事ができる若手は、上司に質問したり、

あとから同僚に確認したりします。

つまり、絶えず自分の現状を振り返り、

ちゃんと仕事が理解できているかを

チェックしているのです。

このままではまずいと思えば、改善するための

行動を取っています。

一方、仕事ができない若手は、仕事中に質問も

しないし、後で同僚に聞くこともありません。

自分が仕事についていけているかどうかを

あまり振り返りません。

どこがわからないのか、どんなふうにわからないのかを

はっきりつかもうという姿勢がないのです。

「メタ認知」という言葉があります

メタ認知とは、自分自身を客観的に見て、

自分を評価し、さらには必要に応じて修正することを指します。

仕事ができる若手はメタ認知を十分に

働かせているのに対して、

仕事ができない若手はメタ認知を

あまり働かせていないのです。

つまり自分ができないこと、理解できていないことに

気づく能力があるかどうかが大切です。

メタ認知能力には、次の6つの枠組みがあります。

1)読解力

自分が文章を正しく読めておらず、理解不十分では

ないかを感じること。

これを自覚できれば、相手に質問するでしょう。

解決するためには、たくさんの読書をすることが必要です。

2)記憶

自分の記憶の仕方が不十分ではないかと感じること。

これを自覚できれば、メモをしたり、復唱をしたりするでしょう。

3)思考の整理

考えの整理が不十分ではないかと感じること。

その場合、頭の中に考えが絡み合い、うまく整理できません。

これを自覚できれば、相手にうまく質問したり、

相談することができます。

解決するためには、頭の中ももやもやを

すべて書き出すことが必要です。

4)不注意

自分が不注意なミスをするのではないかと感じること。

これを自覚できれば、行ったことを振り返り、

再確認するものです。

5)重要な概念の理解

自分が、重要なポイントをつかむことが苦手だと感じること。

これを自覚できれば、説明を聞いてわかったつもりに

なっても、実はよくわかっていないことがわかります。

解決するためには、自分の理解度を口に出して

言ってみることです。

6)同時並行作業

自分が同時並行作業をすることが苦手だと感じること。

これを自覚できれば、仕事を同時に行わず、

一つ一つけりをつける仕事の仕方をするでしょう。

完全な人間はいません。

大切なことは、自分の不十分さに気づくことです。

何度言ってもミスをしたりうっかりしている若手社員に対して、

上司が上記6つのどれに該当するかを考え、

伝えて上げることでミスが減るものです。

ぜひ試してみてください。

『勉強できる子は○○がすごい 』榎本 博明著を

一部参考にしました。