社長ブログ

なぜ、社員は会社ではなく、上司から去るのか【がんばれ建設2025】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年8月29日
NO2025

◆なぜ、社員は会社ではなく、上司から去るのか

会社が前向きな言葉や行動であふれている会社では

幸福感にあふれており、抑うつや不安が少ないです。

その結果、業績にも好影響を及ぼします。

一方、後ろ向きな言葉や行動であふれている会社は

ストレス、不安、不信を感じています。

その結果、業績は低下するでしょう。

そのような組織風土は、上司の姿勢に大きく

左右されます。

「社員は会社ではなく、上司から去る」

という言葉があります。

離職する人は、会社から離れたいのではなく、

上司から離れたいのです。

前向きな組織風土をつくるうえで特に

重要な働きかけが3つあるといいます。

それは従業員の間に「思いやり」「寛容」「感謝」を

育てることです。

上司が部下に対して「思いやり」の気持ちを持ち

過ちに対して「寛容」な態度で接し

常に「感謝」の気持ちを表現する会社は

収益性、生産性、製品やサービスの質、

イノベーション、顧客満足度、従業員定着率において

他の企業を圧倒していたそうです。

その逆に、上司が自分のことで精一杯で

部下の面倒を見ず、過ちに対して厳しく叱責し、

感謝の言葉がないと

部下は上司のもとを離れていくでしょう。

「社員は会社ではなく、上司から去る」という言葉を

忘れないでいたいものです。

『困難な組織を動かす人はどこが違うのか?』

キム・キャメロン著を一部参考にしました。