「内向型」の人が現場で活躍するためのコツとは【がんばれ建設2033】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年9月12日
NO2033
◆「内向型」の人が現場で活躍するためのコツとは
建設技術者は、人前で話すことが多いです。
朝礼、地元説明会、発注者へのプレゼン、などです。
しかし、このような場が苦手な方も多いことでしょう。
いわゆる「内向型」の人です。
内向型の人は、人前で話すことがあると、
その3日ほど前から、朝から晩まで緊張してしまうものです。
定例会議の場でさえ、上司や顧客に何か訊かれたりすると、
答えをちゃんと心得ている場合でも、
頭が真っ白になってしまいます。
訊かれたことに対して、的を射た、十分かつ完璧な回答を
思いつくのは、会議の2日後くらいだったりするのです。
多くの人は、内向型の人に対してたいてい次のように
思っています。
内向型は考えすぎ。
すぐに気後れしたり、不安になったりする。
反応が遅すぎる。
内気で、無愛想で、チームプレーができない。
などです。
しかし、長所もたくさんあります。
じっくり考えて最良の結果を残す。
独りよがりでなく、素直に人の意見を聴く。
準備をしっかりするので大きなミスをしない。
内向型と外向型が大きく異なる点は、
元気を取り戻す方法です。
内向型がエネルギーをチャージするには、
一人になる必要があります。
外向型は、誰かからの声がけや、多くの人を見るだけで
元気を取り戻すことがあるとは正反対です。
また内向型の人が、対人関係をうまく行うコツが
あります。
たとえば、人前で話すとき、声量を上げようとせず、
マイクの音量を上げてもらうのです。
また、へんに面白おかしくしゃべろうとしたり、
ジョークを言ったりしないほうがよいです。
無理していると聞き手に分かってしまうからです。
人前で一瞬たりともあがるようすもなく、
堂々と話す人であっても、内向型の人は多くいます。
このような人は、しっかり準備をして、
台本を作り練習をして当日に備えています。
そのことで、時には行き当たりばったりで話してしまう
外向型の人よりも、人の心をつかむ
プレゼンテーションをすることもできるのです。
建設業では、どちらかというと外向型の人が
もてはやされます。
しかし、内向型の人が、ありのままの自分を生かし、
静かで、控えめに、しかし、したたかに
生き抜いていくことはできるでしょう。
「内向型」の戦略を身につけたいと思います。
『静かな人の戦略書』ジル・チャン著を
一部参考にしました。
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【編集後記】
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研修講師としてもっとも重要なことは、「穴」を
空けないことです。
研修を待っているご受講生のためにも、体調を良好にして
講義を行う必要があります。
免疫力を高めて万全の状態を保とうと思います。
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