1日4食することで一流の建設技術者になれる【がんばれ建設2036】
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年9月20日
NO2036
◆1日4食することで一流の建設技術者になれる
人は、口から入れる食べ物だけでは生きていけません。
それは「心の食べ物」です。
その1つは、褒められたり、認められたりすることです。
これはストロークとも呼ばれます。
もう1つは、読書です。
人が生きていくために、読書が欠かせないと言うことは
多くの方が語っています。
・読書家は知能が高度
ウィン・ウェンガーは『頭脳がよくなる!』という本の中で、
「ことばがなくては、われわれは四次元の世界に
生きることはできない」 とし、「概して、ことばの数が
増えるほど、知覚できるものの数も増え、知能もより
高度に働くようになる」と言っています。
・読書家は教養がある証拠
カール・ヒルティは『幸福論』にて、
「本を持っているかどうかは教養の有無を示す表面的な
しるしではあるが、見わけ易いしるしでもある」
といっています。
・読書をすると老後の生活が充実する
詩人で批評家だったイギリスのマシュー・アーノルドは
「現代の社会では、人は老いるにしたがって日常生活の
充実と価値が、その日のうちに彼が読書をするか否かと
いうことに、それ以上に何を読むかということに
どれほど依存しているかということを、いよいよ深く
感ずるに違いないと思う」と言っています。
・読書家は顔が違う
小泉信三氏は、「本を読んでものを考えた人と、
まったく読書しない人とは、明らかに顔が違う」
といっています。
その理由は、「読書家が精神を集中して細字を見ることが、
その目に、特殊の光を生ぜしめ、これが読書家の顔をつくる」
からであると言います。
しかし、もっと大きな理由は、「偉大な作家、思想家の大著を
潜心熟読することは、人を別心たらしめる」
からであるともいいます。
「40歳をすぎたら、人は自分の顔に責任を持たねば
ならない」と言ったのは、第16代アメリカ大統領の
エイブラハム・リンカーンです。
そして人間の顔は、前述のように、読書によって
形作られるのです。
西郷隆盛は沖永良部島へ流され、座敷牢に幽閉されました。
その1年3ヵ月の間に、およそ1000冊を読破したといいます。
1日に2冊以上というすさまじいペースです。
この座敷牢での読書が、西郷の人間力を高めたと
言われています。
残念ながら、建設技術者は本を読まない人が多いようです。
だからこそ、読書を習慣にすれば、「一流」への
近道になるでしょう。
毎日4食目として、「読書」にいそしみたいものです。
『自分を生かす選択』竹内均著を
一部参考にしました。
*************************************************
【編集後記】
*************************************************
大きな台風が日本列島を襲っています。
くれぐれも大きな被害がでないことを祈ります。
また現場に出動される方もいらっしゃることでしょう。
くれぐれも安全に国土を守って欲しいと願っています。
*************************************************