子供の成績を上げるために必要な2つの資質とは【がんばれ建設2039】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年9月26日
NO2039
◆子供の成績を上げるために必要な2つの資質とは
成績の良くない子供が、テストで良い点を取れるように
するためには、「自制心」と「やり抜く力」が必要とされています。
自制心がないと、勉強をしていても、ついゲームを
してしまったり、遊びに出かけてしまったりしてしまいます。
やり抜く力がないと、ちょっと難しい問題にあたると
あきらめてしまい、わかるまで考えようとしません。
この2つが不足している子供が大人になると
やはり同じことをしてしまいます。
自制心がないため、「仕事が忙しい」ことを理由に
して資格試験の勉強がなかなか手につきません。
自制心がない人は、「継続力がない」「時間を守らな
い」「感情的になりやすい」「浪費する傾向がある」
「ギリギリまでやらない」「お酒に飲まれてしまう」
「肥満傾向にある」という傾向があります。
やり抜く力がないと、現場でちょっと問題が起きると
予算と工程を守ることを諦めてしまうのです。
いくら能力が高い人でも、この2つの資質がないと
現場で結果を出すことはできません。
ではどうすれば、自制心とやり抜く力を身につけることが
できるのでしょうか。
私は、やるべきことをやり続けるための「仕組み」と
「強制力」だと思います。
たとえば、資格試験の勉強を実施すると、そのことを
上司や仲間の報告する「仕組み」にするのです。
継続していると、上司な仲間からの賞賛があるでしょうし、
止めてしまうとフィードバックがあります。
これが「強制力」になります。
やり抜く力を高めるためには、簡単に続けられること
をやり続けてみることがよいです。
たとえば、掃除です。
現場のトイレ掃除がお勧めです。
毎日現場に行くとトイレ掃除をするのです。
このように、簡単にできること、続きそうなことを
まずは習慣にすることが重要です。
それが呼び水となり、次々と良き習慣が
身につくようになります。
大事なことは、まずできるところから始めること、
行動を起こすことです。
ハタ コンサルタント株式会社が開催している
「現場代理人育成6か月コース」では、現場代理人
に必要な知識を得ることと共に、自制心とやり抜く力を
身につけることを目的としています。
6ヶ月間学び続けた方々に感想を聞くと
「現場や家のトイレ掃除を6ヶ月間し続けることで
現場員や家族から感謝されるようになった」
「学生以来本を読んでいなかったが、6ヶ月間
コツコツ読み続けることで、読書の週間が身についた」
という話しが聞かれます。
「数ヶ月間学校に行かなかった長男が、私が本を読んだり、
掃除をする姿に刺激されて、学校に行くようになった」
という驚くような事例もあります。
自制心とやり抜く力を意識したいものです。
『習慣を変えれば人生が変わる』マーク・レクラウ著
を一部参考にしました。
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【編集後記】
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静岡で台風による大きな被害が出ました。
建設会社で働く方々は、休みなしで復旧作業を
されていることと思います。
くれぐれもご安全に。
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