コロナ禍「我慢」し過ぎると心の健康を害してしまう【がんばれ建設2046】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年10月11日
NO2046
◆コロナ禍「我慢」し過ぎると心の健康を害してしまう
コロナ禍で、「我慢」「自粛」「黙食」「ソーシャルディスタンス」
「マスク」などの言葉に触れることが多いです。
身の安全を守るためには必要なこととされていますが
逆に悪影響もあるようです。
「gooリサーチ」(有効回答者数30456名)による
「現代日本人の『楽しさ』の意識に関するアンケート」
によると、「食事」に楽しさを感じるという回答が
57.5%で第1位でした。
次いで人の「コミュニケーション」に楽しさを感じる
という回答が53.9%となりました。
ちなみに、「仕事」に楽しさを感じるという回答は、
わずか9.8%にとどまりました。
約50%の人が、「食事」や「コミュニケーション」に
楽しさを感じて生活しているのです。
一方、これらがコロナ禍の「黙食」「ソーシャルディスタンス」
によって阻害されているとしたら、
「楽しさ」が失われているかもしれません。
私が長野県のダム現場で働いているときは、
確かに仕事はきつかったです。
しかし、毎月1日、15日の安全祈願と称しての
飲み会、現場内でソフトボールチームを作って、
地元の方々と行った試合、現場の若手社員や地域の方々と
夏はテニスや登山、冬はスキーに行き、
本当に楽しかったことを今でも思い出します。
樺沢紫苑さんは『精神科医が教える 毎日を楽しめる
人の考え方』にて、次のように書かれています。
『今後も「コロナが恐い」という理由で、
「人と会わない」「外出しない」人もいるかもしれません。
しかし、コロナ禍でたまりにたまったストレスを
そろそろ「発散」させていかないと、大変なメンタル的な
危機が起こるでしょう。
というか、さまざまな物騒な事件や有名人の自殺など、
すでにメンタル的な危機は現実化しています。
精神科のクリニックを受診しようとしても、
新患の予約が「3ヵ月待ち」「半年待ち」の病院も多い。
今までそんな話は聞いたことがありません。』
今日から「全国旅行支援」が始まります。
これらも活用して、「楽しむ」「喜ぶ」「驚く」
「面白がる」といった、人としての幸福に関わる
多くの感情を刺激しましょう。
10月は「全国衛生週間」でした。
心の健康を向上させるためにも、コロナ禍、
もう『我慢』は控えたらどうでしょうか。
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【編集後記】
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私も10月は旅行しようと思います。
オーバー60歳のサッカー大会が各地で開催されます。
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