社長ブログ

自信を失っている若手社員を目覚めさせるひと言とは【がんばれ建設2056】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年11月9日
NO2056

◆自信を失っている若手社員を目覚めさせる

ひと言とは

メジャーリーガーのイチロー選手が試合後の

記者会見でのことです。

イチロー選手が、記者からこんな質問を受けました。

「みんなが、あなたのようなプレーヤーになれたら

いいなと思っています。

でも、そんな才能を持っていない人たちはどうしたら

いいと思いますか」

「ただひたすら練習に励むことです」という答えが

返ってくると思いきや、彼は記者に向かって、

静かにこう言ったのです。

「僕には、今あなたがやっている仕事はできません。

世の中、つまりそういうことなんじゃないかな」

つまり、できないことに焦点を当てて嘆くのではなく、

自分の得意な部分に光を当てて、 それを磨いていく

と、自分の居場所ができる。

そう言っているのだと思いました。

たとえば、

トランシットを据えるのが速い

レベル計測後の計算(足し算)が速くて正確

協力会社への指示が上手い

図面がわかりやすくてきれい

私はトランシットを扱う時、右目で望遠鏡を、

左目で相手を直接見ることが得意でした。

そのことで素早く視準できることが少し自慢でした。

「何か一つでも得意なことがあれば、

幸せに生きていけるんだよ」

上司や先輩は、若手社員にそう語りかけているでしょうか。

イエローハット創業者の鍵山秀三郎さんは

「だれにでもできる簡単なことを、だれにも

できないほど続けてきた」

とおっしゃっています。

例えば「掃除」。

現場やトイレの掃除は誰でもできます。

しかしそれをだれにもできないくらい長く続けること。

すると

「凡を極めて、非凡に至る」

という状態になり、それが他の人から見たら

「得意」なことに見えるのです。

ぜひ自信を失っているように見える若手社員に

「何か一つでも得意なことがあれば、

幸せに生きていける」

と伝えたいものです。

『「また、あなたと仕事したい!」と言われる人の習慣』

高野登&志賀内泰弘著

を一部参考にしました。

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【編集後記】
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昨夜皆既月食を見ました。

天王星食が同時に起こるのは、織田信長の

時代以来だとのこと。

信長と同じ月を見ているのだと思うと

ロマンを感じました。

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