効果的な個人面談をするためにやってはいけない3つのこととは【がんばれ建設2076】
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がんばれ建設
～建設業専門の業績アップの秘策～
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2022年12月26日
NO2076
◆効果的な個人面談をするためにやっては
いけない3つのこととは
部下と1対1で面談をすることを1on1と言い、
コミュニケーションを密に取るためには
重要なことと言われています。
ところがどのようにして1on1をすればよいのか、
わからないという声をよく聞きます。
1on1などで人と会話するあらゆる場面で絶対に
やってはいけないことがあります。
◆否定する→肯定する
相手「この工事では、〇〇工法を採用するのが
良いと思います」
×自分「その工法はだめだ。予算が高すぎるよ」
（否定する）
〇自分「その工法はおもしろいね。もう少し予算が
下がるよう一緒に検討しよう」（肯定する）
◆比較する→感謝する
相手「図面が書けました。確認お願いします」
×「うまくかけているけれど、〇〇くんと比べると
まだまだだな」（比較する）
〇「うまくかけているね。ありがとう！」（感謝する）
◆自分の話をする→自分の出番を考える
相手「書類の作成が間に合わないので、
もう1日待っていただけませんか」
×「私の若いころは、こんな書類はすぐに
作成できたものだ」（自分の話）
〇「私が手伝ってあげるよ」（自分の出番）
この3つは、相手の話を聞く際の最重要項目です。
普通の人間は、自分のことを話したくて
うずうずしています。
相手が話している最中に、意見したり、否定したり、
他と比較したり、さらに相手の話をとってしまい、
自分がとうとうとしゃべってしまうと
相手は話す気がなくなるでしょう。
相手の話に耳を傾ける傾聴の技術を
身につけたいものです。
『悪魔の傾聴』中村淳彦著を一部参考にしました。
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【編集後記】
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今週で仕事が終わりという方が多いことでしょう。
「無事故の歳末、明るい正月」を合い言葉に
ともに明るいお正月を迎えたいものです。
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