「めんどくさい人」がいなくなると定着率が上がる【がんばれ建設2079】
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がんばれ建設
～建設業専門の業績アップの秘策～
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年1月6日
NO2079
◆「めんどくさい人」がいなくなると
定着率が上がる
話していてめんどくさい人がいます。
そうすると次第に人が離れていくものです。
ではどんな伝え方をすると、
相手が「めんどくさい」と感じるのでしょうか。
◆相手に伝えるときに、予防線を張って
話す人はめんどくさい
「今日は二日酔いで調子が悪いから、
図面の仕上がりが遅れるかもしれません」
「忙しくて勉強ができなかったから、
資格試験の合格は難しい」
結果的にうまくいったら自慢できるし、
うまくいかなくても「ほら、言ったとおりだろう」
と批判を避けることができます。
一見うまい言い方ですが、相手は気を使いますし、
なによりめんどくさい人と思われます。
「予防線」を張らずに伝えると次のようです。
「昨日少し飲み過ぎたけれど、
図面は間に合うようがんばります」
「仕事が忙しいけれど、勉強時間を確保して
資格試験にチャレンジします」
といったように、最後は「ポジティブに」
締めるだけで印象はグッとよくなります。
◆自虐のようで自慢する人はめんどくさい
自虐と見せかけて実は「自慢」している人が、
います。
「家に帰ると3人の子供がよってきて、
たいへんなんだよ。
かわいいから許せるけれどね」
「最近忙しくて自分の時間がまったくとれないんだよ。
仕事はおもしろいのでいいんだけどね」
いずれも、
「子育てを嘆いているようでいて、
子だくさんを自慢している」
「仕事に追われていることをこぼしているようでいて、
充実していることを自慢している」
のです。
めんどくさい人にならないためには、
「ちょっと自慢していいかな」とか、
「ほめてほしいから話すんだけど」
と最初に言ってしまうのがよいです。
すると相手も、「自慢かよ」と笑いながら、
反応しやすくなります。
うまくいっている夫婦は、自慢し合っているようです。
妻「ねー、肉じゃが上手にできたよ！?ほめてほめて！」
夫「わー！?すごーい！」
夫「ねえねえ、お風呂掃除やってきたよ！」
妻「すごーい！?ありがとう！」
これを上司と部下に当てはめると次のようです。
部下「先輩、図面うまく書けました。ほめてください」
上司「おー、これはすごいね」
上司「協力会社との交渉うまくいったぞ」
部下「さすが先輩ですね」
こういうことを考えて伝えるようになると、
よい雰囲気の職場になるでしょう。
これこそが真の「働き方改革」だと思いますし、
そのことで社員の定着率を上げることができます。
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定着率が高い建設会社の実例をお話しします。
残業が減らない、定着率が低いという方は
ぜひご参加ください。
札幌；2月10日（金）
仙台；2月9日（木）
東京；1月18日（水）、2月 8日（水）
名古屋；1月11日（水）2月15日（水）
大阪；1月19日（木）、2月 2日（木）
博多；1月20日（金）
オンライン；1月26日(木)、2月13日(月)
3月2日(水)、3月16日(水)
『話し方で損する人 得する人』
五百田 達成著 を一部参考にしました。