若手社員と2人きりになった時、言ってはいけないことは何か【がんばれ建設2088】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年1月26日
NO2088
◆若手社員と2人きりになった時、言っては
いけないことは何か
お店に入ると、次のような注意書きが
あることがあります。
「飲食はお断りします」
「タンクトップのお客はご遠慮ください」
「両替は致しません」
「返品はご遠慮ください」
お店側の言い分はわかりますが、ちょっと嫌な
気持ちになるものです。
雑談をするときでも、”なんとなくいやな気分”
になるような話題はよくないです。
「建設業界は将来性がない」
「社長は何を考えているのかわからない」
「今の現場の協力会社は最悪だ」
そんな話を聞かされて、いい気分になる人などいません。
特に若手社員と2人きりになったときに先輩社員から
このような話しを聞くと辞めたくなってしまうでしょう。
雑談の話題は、 “ポジティブなものに限る”と
いう、ルールがあります。
先ほどの事例で言うと、次のように言うのが
よいでしょう。
「建設業界はまだまだ期待が持てる」
「うちの社長は社員思いだ」
「今の現場の協力会社は、元請の言うことを
きちんと守ってくれる」
仮に相手がネガティブな話題を出してきても、
ポジティブに返すのがよいです。
相手「今年の冬は寒いですね」
自分「でも、それだけに春が来るのが楽しみだね」
相手「この現場は工程短く、休みがとれそうに
ないです」
自分「その分、工期短縮提案を考えることができて
スキルアップにつながるよ」
雑談は常にポジティブに行うことを意識したいものです。
『雑談の達人』内藤誼人著を一部参考にしました。