社長ブログ

現場の創意工夫や技術提案を考える力を身につけるたった一つの方法【がんばれ建設2096】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年2月13日
NO2096

◆現場の創意工夫や技術提案を考える力を身につける

たった一つの方法

工事の施工法について、常にもっとよい方法は

ないかと考えることは重要なことです。

より品質がよく、より安く、より早く、より安全に

作ることができれば、お客様に喜んでいただけ、

さらに新たな工事を数多く受注できるでしょう。

そのためには、常に「メモ」をすることが欠かせません。

上着の内ポケットに名刺大のカードをぎっしり

詰め込んでいる人がいます。

私は、メモしたいときに紙がなければ、紙ナプキンや

レシートの裏にメモします。

三日ぐらいメモが貯まると、それら紙のメモを

整理しながら、パソコンに入れていきます。

もちろん、スマホの直接書き込んでもいいですし、

私は音声で入力しておくことも多いです。

「あとでメモしよう」と思っていると忘れてしまうので、

その場でできる方法でメモとして書き留めるのがよいでしょう。

このような行動をとる心の源泉は、死ぬまで

勉強をしようという知的欲求心、尽きぬ好奇心、

決して現状に満足しない向上心なのでしょう。

強い好奇心をもち、何でも吸収してやろうという

気持ちでいると、不思議なことが起こるものです。

ちょっとしたことを思いつくと、ひらめきが

ひらめきを呼び、頭の中でばらばらになっていたものが

次から次へとつながりはじめるのです。

私たちが行う仕事の本質は、これまで施工した工事と

同じ方法でやるのではなく、常に新たな発想で

創意工夫や技術提案をするということです。

クリエイティブで新たな知的生産につながる思考や、

自分にしか思いつかないような代替不可能性の

高い思考をする建設技術者は、次から次へと創意工夫、

技術提案を考案できます。

すると、決してAIに仕事を奪われることはありません。

片っ端にメモを取ることで、点と点をつなげ線にする

力を身につけることができるのです。

『トム・ピーターズ セクシープロジェクトで差をつけろ』

トム・ピーターズ著を一部参考にしました。

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【編集後記】
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週末は京都で学生サッカーの観戦をしていました。

普段観ているシニアサッカーと比べてスピード感があり、

展開が早くワクワクしました。

やはり若いっていいですね。

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