相手を「ヨイショ」するとなぜ仕事がうまくいくのか【がんばれ建設2102】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年3月6日
NO2102
◆相手を「ヨイショ」するとなぜ仕事がうまくいくのか
相手を褒めたり、気持ちよくさせてあげることを
「ヨイショ」すると言います。
お客様や近隣住民は当然のこととして、協力会
社の方にも「ヨイショ」する方が、
話しがスムーズに進みます。
「・・さんと話していると勉強になります」
「いつかは・・さんみたいに仕事ができるよう
になりたいです」
「・・さんの所作を見習いたいです」
のようです。
また目上の人に話すときには、
「釈迦に説法ですが」とか「すでにご存じだと思いますが」
と添えると悪い気はしません。
ヨイショは、次の三つの要素がそろったときに、
もっとも効果的だといわれています。
(1)ほめる
(2)へりくだる
(3)好意・思いやりを示す
詳しくみていきましょう。
(1)ほめる
相手をほめる場合、「服装のセンスがいい」
「仕事に熱心である」
など、できるだけ的確で具体的に伝えるほうが効果的です。
効果的な「ヨイショ」スポットは次の3つです。
1)相手の自覚しているプラスの要素
「・・さんは仕事が早いですね」
2)相手の自覚していないプラスの要素
「・・さんは厳しいように見えて、
実は優しいのですね」
3)相手の自覚しているマイナスの要素
「・・さんの厳しい指導のおかげで、
今の私があります」
(2)へりくだる
へりくだるとは、他人をうやまって控えめな
態度をとることです。
例えば、相手が見たこともない工具を出してきたときに
あなた「あれっ、それ新しい工具ですか」
相手「わかりましたか?じつはこれ最新の工具なんですよ」
あなた「すごいですね。触らせてもらってもいいですか」
(3)好意・思いやりを示す
これは相手が困っているときに一声掛けたり、
手伝ったりすることです。
あなた「どうしましたか」
相手「ちょっとこのアプリの使い方がわからないのです」
あなた「お教えしますよ」
相手「お忙しいのにすみません」
あなた「いつもお世話になっているのでお安いご用です」
この3つの手法をもちいて相手を「ヨイショ」
すると人間関係が円滑になり、仕事もうまく進むでしょう。
ぜひ使ってみてください。
『ヨイショの技法』グループ・ニヒト・著
を一部参考にしました。
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【編集後記】
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きょうはずいぶん暖かいようです。
一方花粉が飛んでおり、鼻がむずむずします。
季節の変化に順応できるような体力が必要ですね。
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