大谷選手に学ぶ成長の3原則とは【がんばれ建設2124】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年4月28日
NO2124
◆大谷選手に学ぶ成長の3原則とは
私はほぼ毎日、研修講師を実施していますが、
受講される方は大きく2つに分かれます。
一方は、まめにメモをしている人、もう一方は
メモをせず、ただ聞いているだけの人です。
成長する人の3つの原則があります。
1)書くこと
2)プラスの言葉・動作・表情
3)私なら・・する、と考える
1つ目の書くことについて
大谷翔平選手は、高校時代から自らの目標を
立て、詳細にメモをしていました。
また毎日、日報を書いているといいます。
そのことで得た情報が頭に吸収され、
身につくのでしょう。
研修中メモをすることはとても大切なことです。
2つ目のプラスの言葉・動作・表情について
WBCでの大谷選手の、終始にこやかな「表情」、
そしてガッツあふれる「動作」、アメリカ戦での
「憧れるのはやめましょう」という「言葉」は、
周囲によい影響を与えると共に、自らの脳に
プラスの刺激を与えました。
その結果、日本の優勝を導いたのだと思います。
3つ目の私なら・・する、と考えるについて
これは周囲の状況や出来事を「他人事」でなく
「自分事」で考えるということです。
以下の内容は、伝聞ですので、フィクションが
含まれている可能性があることご了承のうえ、
お読みください。
去る3月28日に起きた京都保津川下り事故でのことです。
その船に乗船されていて、救助された方のお話しです。
彼女は、お孫さんとふたりでその船に乗っていました。
事故が起き、彼女が川に放り出された時、
孫とはぐれ、川深くに沈んでしまいました。
「もうだめだ」と思ったその時、誰かに下から
ぐっと押され岸に上げられたのです。
岸で、その人に孫がいないと伝えたら
その場で待つように言われました。
その後、その人が100mほど下流で誰かに
引き上げられた孫を見つけ
腕で大きく輪を記して知らせてくれたそうです。
その人はまた他の人を救ったのち、
見えなくなってしまいました。
後に、その人が亡くなった40代の船頭さんだったと
分かりました。
50代の船頭さんは船底に沈んでしまった
二人の乗客を救出して亡くなられたそうです。
事故後、船頭さんが救命胴衣をつけていなかった事が
問題視されています。
しかし船頭さんは、
「救命胴衣をつけると自分は助かるかも知れないけど
乗客を助けることが出来ない。だから普段から着けていない」
と言っていたそうです。
おそらく、船頭さんは過去に起きた船舶事故の
報道を見るとき、「他人事」ではなく「自分事」
として考えていたのだと思います。
その上で、もしも自分が乗る船で事故が起きたとき
「私から・・する」と考えていたのでしょう。
その結果、船頭さんは助からず残念でしたが、
お客様は全員が救出されたのです。
成長の3原則
1)書くこと
2)プラスの言葉・動作・表情
3)私なら・・する、と考える
を実践していきたいと改めて感じました。
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【編集後記】
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あすからGWという方が多いことでしょう。
しっかり休養して、鋭気を養いたいと思います。
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