社長ブログ

会社に尊敬する上司、先輩がないときはどうすればよいのか【がんばれ建設2129】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年5月18日
NO2129

◆会社に尊敬する上司、先輩がないときは

どうすればよいのか

あるとき、建設会社の若手技術者と話していると、

「会社に尊敬できる人がいない」

といいます。

「少なくとも、今一緒に仕事をしている上司の

ことは尊敬できない」と。

そんなとき、「会社を辞める」以外の方法は

あるのでしょうか。

そのとき、私は次のように話しました。

「これからも、もしかしたら尊敬する上司や

先輩で出会えないかもしれない。

それは、転職しても同じことかもしれません。

でも、仮に尊敬する人に巡り会えなかったとしても、

世の中にはたくさんの本があります。

本が、あなたの上司であり先輩となり得るのです。

何を学ぶのかも、誰から学ぶのかも、本であれば

自分で選ぶことができるのです」

その青年技術者は、その後、図書館に通うようになりました。

今、彼に家には書斎があり、数多くの本が

並べられているそうです。

本はいつでも読めますし、1冊2000円程度で買えます。

ブックオフやメルカリなどを活用すれば半値以下で買えます。

図書館なら無料ですし、読みたい本をリクエストすれば

取り寄せてもくれます。

本を読むのが苦手な人は、環境を変えることを

お勧めします。

電車で読む、喫茶店で読む、図書館で読む。

ちょっと足を伸ばして、温泉旅館に泊まって

読書することもいいでしょう。

尊敬できる上司、先輩がいない、と嘆く前に

自ら本から尊敬できる人を探してみましょう。

まだ見ぬ人を師として仰ぐことを「私淑」するといいます。

私はハタ コンサルタント株式会社創業以来、

松下幸之助さん、本田宗一郎さん、船井幸雄さん、

稲盛和夫さん等を私淑してきました。

一度もお目にかかったことはないですが、

本を読む度、私自身に語りかけていただいて

いるような気持ちになります。

ぜひ私淑する方を本から探してみては

いかがでしょうか。

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【編集後記】
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昨日は、伝統産業である染物屋さんの成長戦略に

ついて学びました。

その経営者は、事業承継当時3000万円だった売上を

4億円にまで伸ばされました。

どんな事業であってもやり方によって伸ばすことが

できるのだと改めて気づきました。

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