コンクリート打設時に必ず晴天となる人が行っている4つのポイント【がんばれ建設2141】
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がんばれ建設
～建設業専門の業績アップの秘策～
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年6月12日
NO2141
◆コンクリート打設時に必ず晴天となる人が
行っている4つのポイント
成果の出る建設技術者に必要な要件は何でしょうかと
問いかけると
「運が必要」
と多くの方が言います。
確かに、コンクリート打設する寸前に、
それまで降っていた雨がやむと
「俺は運がいい」と感じるでしょう。
また現場で職人の手が足りずに困ってしまったとき、
ダメ元で電話をした協力会社から職人
を出してくれると聞いたときも「俺は運がいい」
と思うものです。
書籍『運の方程式』にて鈴木祐さんは、
運の方程式を提案しています。
「幸運=(行動 × 多様 + 察知)×回復」
1)チャレンジ行動の総量を増やす
2)行動の多様性を広げていく
3)予期せぬ変化を察知する
4)失敗しても何度も回復する
の4要素です。
チャレンジして回復することで、たんなる偶然を
ポジティブな巡り合わせに変えるわけです。
賢者と言われる人も「運」についてかたっています。
「幸運は準備と機会が出会ったときに起こる」
古代ローマの哲学者セネカ
「幸運はチャンスと準備が一致したときに実現する」
発明王のトーマス・エジソン
「たしかに、わたしたちは幸運だった。
でもあまり幸運だ、幸運だ、とばかり言われると
それはちがうだろう、と言いたくなる。
幸運はみんなのところに同じように降り注いでいたではないか、
それを捕まえられるか捕まえられないかは、
ちゃんと準備していたかいなかったかの差ではないか、と。」
ノーベル賞を受けた小柴昌俊
「人生において必ず幸運が訪れます。
その幸運を逃さないように準備することが大切」
女優で歌手のジュリー・アンドリュース
これらの方々は等しく「準備」の重要性を語っています。
晴天はコンクリート打設作業にとっては幸運です。
ただし、それを手に入れるためには、事前の準備と
計画が欠かせません。
天候の変化に柔軟に対応し、雨天でも作業を続けることが
できる体制を整えることが重要です。
そうすれば、幸運が訪れやすくなります。
そして、限りない準備をしたうえで、
チャレンジ（行動）の多様性と総量を増やし、
予期せぬ偶然に気づく力を養うこと。
そして、失敗しても何度も立ち上がる、
というレジリエンス力を身につけること。
運をつかむための方程式を身につけたいものです。
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【編集後記】
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今日は毎月行っている月刊「致知」を用いた
社内勉強会でした。
人間力を高めるべく日々勉強です。
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