部下が素直に言うことを聞く上司の口ぐせとは【がんばれ建設2146】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年6月23日
NO2146
◆部下が素直に言うことを聞く上司の口ぐせとは
Z世代の部下にどう接すれば良いか分からない
という声をよく聞きます。
ちょっとした伝え方のコツを身につければ、
部下は素直に話しを聞き、行動に移すようになります。
◆相手に任せる
×自分「いいからやれ」
〇相手「あとは任せます」
とにかくやれ、では人は動きません。
相手に自由度を与えることで、やる気が向上するものです。
◆復唱してもらう
×自分「~のようにお願いします」
相手「わかりました」
〇自分「~のようにお願いします。
確認のため、復唱してくれる?」
相手「~のように進めます」
人は自分が言ったことに責任を持ちます。
そのため、復唱させることで自主的に
行動するようになります。
◆感謝を伝える
依頼していた書類作成が終わったとき
×相手「できました」
自分「あとで見ておくよ」
〇相手「できました」
自分「ありがとう。早かったね。デキもいいよ」
上司からするとできて当たり前のことでも、
部下にとってはたいへんなことが多いです。
当たり前のことでも感謝の気持ちを伝えましょう。
◆ストーリーで伝える
×相手「会社を辞めたいです」
自分「なぜだ。理由を聞かせてほしい」
〇相手「会社を辞めたいです」
自分「私も若いころ、辞めたくなったよ。
そんなとき、近隣の方より
『このトンネルができると、本当にありがたいです。
たいへんな仕事でしょうけれど、どうぞよろしくお願いします』
と言われたんだ。そのとき、建設の仕事を
一生の仕事にしようと決意できたよ」
単刀直入に言われるよりも、ストーリーにして
言われる方が心に響くものです。
リーダーは、部下の心が目覚めるひと言を発したいものです。
『面倒なお願いでも、気持ちよく相手に届く伝え方は??
人を動かす伝え方50の法則』
川上徹也著を一部参考にしました。
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【編集後記】
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メタバースを活用した研修の準備を進めています。
通常のオンライン研修とは違う成果があります。
近くリリースしますので、もう少しお待ちください。
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