社長ブログ

観客席でヤジを飛ばす前に、打席に立ってバットを振ろう【がんばれ建設2145】

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がんばれ建設 
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年6月22日
NO2145

◆観客席でヤジを飛ばす前に、打席に立って

バットを振ろう

世界最高齢プログラマーとして有名な若宮正子さん。

若宮さんは、アプリを自作し、2017年の6月に

iPhoneなどを開発した「アップル」社のイベントに

招待されました。

このイベントはWWDC

(Worldwide Developers Conference: 世界開発者会議)

といって、本来は名称の通り、アップル社の製品に

関連する技術者向けの催し物です。

これまでWWDCに招待されていたのは、

若い開発者が多かったのですが、若宮さんは

最高齢82歳で登壇されたのです。

建設会社では、60歳以上の技術者が多いですが

「私はもう歳だから」

「60歳で給料が下がったから給料分だけの仕事しかしない」

「ICTとかデジタルはよくわからん。若い人に任せるよ」

などという情けない声をよく聞きます。

前述の若宮さんは

「私は今の状況を、こんなふうに考えているんです。

老人会の野球大会があって、打席がまわってきたから

バッターボックスに立った。

で、バットを持っていたら、球が偶然バットに

当たっちゃった。

そしたら、ふらふらとフライが上がって、

あれよあれよというまに追い風が吹いてきて、

それがヒットになった。

そこにさらに追い風が吹いて、いつのまにか

場外ホームランに。

やっぱり打席に立たなければ、ヒットは永遠に

生まれないんです。

「ちゃんと打てなかったらかっこ悪いよな」

なんて思ってバッターボックスに入らなかったら、

こんなことにはならなかった。

よたよたしながらも打席に立ったことが、

自分の運命を決めたのだと思います。」

観客席で文句を言う前に、バッターボックスに立って、

バットを振ることの大切さを学ぶことができました。

「毎日打席に立つ」

を心がけたいものです。

『独学のススメ』若宮正子著を一部参考にしました。

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【編集後記】
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昨日は久しぶりに安全大会に参加しました。

コロナ禍で中止される場合が多かったのですが、

協力会社の方を含めて一同に会することは

大切だと、改めて思いました。

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