なぜ楽しい物語を読むと生産性が上がるのか【がんばれ建設2147】
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がんばれ建設
~建設業専門の業績アップの秘策~
ハタ コンサルタント株式会社 降 籏 達 生
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■2023年6月28日
NO2147
◆メールマガジン「がんばれ建設」を
まとめて読みたい、というご要望が
多く寄せられています。
そこで、選りすぐりの内容を1冊に
まとめて書籍にしました。
題して『技術者の品格 其の六』です。
6月29日(木)までのご予約でお得に
お買い求めいただけます。
詳しくは以下よりどうぞ。
◆なぜ楽しい物語を読むと生産性が上がるのか
働き方改革と称して、生産性を上げて、
残業を
減らそうという取組が進められています。
一方、なかなか残業が減らないという声を
よく聞きます。
アメリカのインディアナ大学の心理学者である、
エドワード・ハートは、ある試験をしました。
被験者たちを二つのグループに分けて、
A.楽しい映画を見せる
B.悲しい映画を見せる
としました。
そしてその上で、それぞれにある作業を
やらせました。
すると、Aの楽しい映画を見せたグループは、
Bの悲しい映画を見せたグループに比べて、
20%以上も作業効率がアップしていたのです。
人間、気持ちが落ち込んでしまうと、
作業のスピードは落ちてしまいます。
人間の気分と、作業の速度というのは比例します。
気持ちが楽しければスピーディーになり、
落ちてしまうと遅くなってしまうわけです。
哲学者の森信三先生は、雑事、雑務の処理を
テキパキと進める方法は、「スグサマ着手」、
「即刻処理」以外にない、と語っています。
雑事、雑務は、面倒くさいことが多いものです
「メールや電話の返答をする」
「頼まれごとの処理をする」
「書類をファイリングする」など
これらの処理が早ければ早いほど、
相手からは信頼されるでしょうし、
自分もスッキリして明るくなるでしょう。
そのためには、気分を明るく保つことが必要です。
「自分の機嫌は自分でとる」ということばがあります。
これは、「いつもより機嫌が悪い」、
「今イライラしているな」など
自分の感情の変化に気付きストレスを溜め込まず、
うまく解消するという意味です。
建設業であったいい話を
「建設業で本当にあった心温まる物語」
と題して以下にまとめています。
これを読むことで気持ちがすっきりして
明るい気持ちで仕事ができると思います。
ぜひ以下ご覧ください。
『人生を好転させるシンプルな習慣術』
ゆうきゆう著を一部参考にしました。
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【編集後記】
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毎月20社以上の建設会社で研修をしますが、
学ぶことに熱心で明るい会社と、あまり熱心でなく
暗い雰囲気の会社があります。
昨日は、前者の会社でとても気持ちよく
研修ができました。
これは社風の現れですね。
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